ドラマ『フォレスト』で純の元に届けられた吸入器は誰が置いたのか、真琴の仕業なのかについて深掘りします。
『フォレスト』7話で大きくストーリーが動き、行方不明だった純の弟・涼介の居場所がようやく見つかりました。
ですが、涼介の手掛かりとなった吸入器を純に渡したのは誰なのか、謎のままです。
真琴が怪しいという説もありますが、実際のところどうなのでしょうか?
ドラマ『フォレスト』で涼介の手掛かりとなった吸入器を純の元に置いたのは真琴なのか、それとも別の誰かなのかについて詳しく考察していきます。
【フォレスト】吸入器を置いたのは真琴?
ドラマ『フォレスト』7話でも登場した涼介の吸入器。
純の元に置いた人物は、やはり真琴で間違いないでしょう。
というのも、吸入器を見つけたと言った純に、真琴は「誰が置いていったんだろう」と言ったのです。
純は「見つけた」とは言いましたが、部屋の入口に置かれていたことは一切言っていません。
となると、純以外で吸入器が置かれた状況を知っているのは、実際に置いた人物だけです。
となると、真琴が吸入器を置いた、と見て間違いないでしょう。
【フォレスト】真琴は涼介のことを最初から知っていた?
真琴は涼介のことも、遺体が幾島家に埋まっていることも、最初から知っていたと考えられます。
3年前の集団食中毒の時に、純の母を追いかけてきた人物の中に真琴もいたのではないでしょうか。
でなければ、楓が飼っていた亀の話を持ち出し、池が埋められたことを純に話すのは、あまりに唐突すぎます。
そこに涼介がいる、という匂わせとしか言いようのない発言でしたよね。
実際に純は池のあった場所を掘ると涼介が出てきたので、真琴は知っていてわざと純を差し向けたと考えてよさそうです。
3年前の集団食中毒の時に涼介の話を聞いた、そして何かの拍子に葉山と鈴子の話で涼介が屋敷に埋まっていることを知った。
こんな重大なことを知りながら、なぜ真琴はずっと黙っていたのでしょう。
【フォレスト】真琴は真実を知りながらなぜ黙っていた?
3年前の集団食中毒のことも、涼介のことも、真琴は真実を知りながらなぜ黙っていたのでしょうか。
自分ひとりでは、鈴子への復讐も、ブランフォレストグループの崩壊も、成し遂げられないと考えていたのではないでしょうか。
そこには、鈴子への恨みと、ブランフォレストグループを崩壊させたい、という強い執念を感じます。
鈴子への恨みは、妹のわかなを奪われてしまったこと。
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そして、ブランフォレストグループのせいで母や自分も苦しめられたと考えていたのでしょう。
ですが、真琴ひとりでは鈴子やブランフォレストグループを失脚させることはできない、だから純や純の母親を利用しようと考えたのではないでしょうか。
3年前の集団食中毒や26年前の涼介の事件を使って、鈴子を追い詰め、ブランフォレストグループを崩壊させようと目論んでいたのでしょう。
まとめ
ドラマ『フォレスト』では、7話に登場した涼介の吸入器を置いたのは真琴で間違いないでしょう。
純が「見つけた」と言った際、真琴が「誰が置いていったんだろう」と発言したことが決め手です。
置いた人物しか知り得ない情報を持っていたことから、真琴の仕業と考えられます。
さらに、真琴は涼介の存在や、遺体が幾島家に埋まっていることを最初から知っていた可能性が高いです。
3年前の集団食中毒事件で純の母を追っていたのも真琴だったのではないでしょうか。
その証拠に、楓の亀の話を持ち出し、池が埋められたことを純に伝えました。
これは涼介がそこにいると暗に示した発言です。
純が池を掘ると涼介が発見されたため、真琴は意図的に純を誘導したと考えられます。
では、なぜ真琴は真実を知りながら黙っていたのでしょうか。
それは、真琴ひとりでは鈴子への復讐やブランフォレストグループの崩壊を成し遂げられないと判断したからでしょう。
妹・わかなを奪われたことへの恨み、さらに母と自分を苦しめたグループへの執念がありました。
そのため、純やその母を利用し、3年前の集団食中毒事件や26年前の涼介の事件を武器に鈴子を追い詰め、グループを崩壊させようと画策していたのではないでしょうか。