『フォレスト』のドラマの考察や失踪した弟・一ノ瀬涼介のこと、一連の事件の犯人や最終回の結末についてまとめました。
一ノ瀬純は幾島楓との別れを選び、嘘や秘密が飛び交う中、今後どんな展開になるのでしょうか?
純の弟・一ノ瀬涼介は生きているのか、数々の事件の犯人は一体誰なのか、ドキドキしますよね。
そんなドラマ『フォレスト』の考察や失踪した一ノ瀬涼介の行方、事件の犯人や最終回の結末はどうなるのかをまとめてご紹介します。
【フォレスト】1話ネタバレ考察
仲睦まじいシーンから一転、ミステリーな要素が全面に出た『フォレスト』のドラマ1話の考察がコチラ▼
楓と純の二人に何があった?
仲睦まじい二人の日常の様子が描かれたすぐ後に、衝撃的なシーンが登場します。
楓と純がただならぬ雰囲気で向き合っています。
楓は手に刃物を持っており、一方の純は左わき腹を手で押さえて倒れています。
一体、二人の間に何がおこってこのような状況になってしまったのでしょうか。
楓は同僚の槙野に、浮気がバレないように嘘をつかれるのが嫌だと言っていました。
何か純に重大な嘘をつかれて激昂した楓が、この様な凶行に及んだのでしょうか?
それとも純が楓に自分を傷つけるように仕向けたのでしょうか?
はたまた、偶然に起きてしまった事故なのでしょうか?
いずれにせよ、最終回の結末につながる重要なシーンであることは間違いないでしょう。
なぜ「家族はいない」と嘘をついた?
楓は内心「人は嘘をつく」とつぶやきます。
槙野にも、純にも、楓は嘘をついています。
それは「家族はいない」という嘘です。
家族と縁を切っているならそのように話せばいいものを、なぜ存在自体を消すかのように「家族はいない」と言ったのでしょうか。
楓にとって「家族はいない」という言葉は、楓の望む形の「家族」というものは存在していない、という心境のあらわれなのかもしれませんね。
そして、純もまた何か嘘を抱えているようです。
純のクリーニング店に、オーナーの小林がやってきます。
店の評判がいいことをほめる小林に、さっきシャツのボタンが外れているとクレームを受けたばかりの純はどこか居心地が悪そうです。
そんな純に、小林は楓との結婚を勧めます。
身寄りのない純に、同じく家族のいない楓と一緒になれば、お互いに家族ができるというのです。
「ありがとうございます」と応じる純ですが、その顔はどこかぎこちない様子もあります。
笑顔を見せながら、どこか判然としない雰囲気をまとう純も、また何か秘密を抱えていそうそうです。
買い物をする純の姿をスマホで撮影していたのは誰?
純は夕飯の支度のために商店街に買い出しに。
ですが、その姿をひそかにスマホで撮影する人物が。
この後に登場する楓のいとこ・真琴の発言から、母の秘書・葉山が純の身辺を調べさせていることに間違いはなさそうです。
では、なぜ純の行動を監視するように普段の様子を撮影していたのでしょうか。
純は楓にとって何かしら利害関係を秘めた人物なのかもしれませんね。
もともと楓のことを知っていて、純は楓に近づくために恋人になった、なんて真相も考えられます。
そんな秘密があるかもしれない純のもとへ帰った楓は、同居して1周年の祝いにとデイジー(ひなぎく)の花を買って帰ります。
デイジー(ひなぎく)の花にこめられた意味とは?
デイジーの花言葉は「希望・平和・美人・純潔・あなたと同じ気持ち」といった意味が込められています。
一方、シェイクスピアの作品「ハムレット」の中では、「不実」の象徴としてデイジーが描かれています。
ドラマでデイジー(ひなぎく)を登場させた理由は一体、どちらの意味なのでしょうか。
楓が差し出したデイジーは、「あなたと同じ気持ち」であり、相手に嘘をついている「不実」の状態であるという両方の意味を暗示しているともと考えられますね。
そして、純の脳裏には森の中でデイジーを拾う誰かの姿がフラッシュバックします。
純は過去にデイジーにまつわる何かトラウマを抱えているようです。
タイトルが「フォレスト」であるように、純の脳裏に浮かんだどこかの森が過去と関係していそうです。
幼い頃の楓に何があった?
出迎えた葉山に案内され中に入ると、階段の前で楓は立ち止まります。
そして、幼い頃にどうしようもなく泣きじゃくる自分を思い出したのです。
まるで昨日のことのように鮮明に思い出される、階段に座り込み泣きじゃくる幼き日の楓の姿。
楓はこの時、何が起こって泣いていたのでしょうか。
何か母に大切なものを奪われた悲しみに暮れていたのでしょうか。
それとも、思い通りにならない生活への憤りでしょうか。
わざわざシーンとして挿入しているということは、この階段でのシーンがのちのち何か意味をもつのかもしれません。
純と篠田は面識がある?
医師の篠田の姿を見た純は、篠田から視線をはずします。
一方の篠田は、「はじめまして」と言う純にどこか驚くような表情を見せました。
下向き加減に視線をはずし「はじめまして」と返す篠田ですが、純と篠田は本当に「はじめまして」なのでしょうか?
明らかにどこかで面識のある二人であることは、はたから見て明白です。
ですがなぜ純は初めて会った風を装ったのでしょうか。
篠田とのつながりは、楓に何か知られたくない事実に紐づいている、と考えられますね。
純の家族の主治医だった、という過去が隠れている可能性もあります。
3年前に一体何があった?
鈴子の顧問税理士と専属医の篠田が、ワインを飲みながら中庭で話をしています。
楓が社長に就任する話題についてでした。
顧問税理士から、3年前にも同じような話が持ち上がったがダメになったと聞かされた篠田。
3年前の事件、と話されていますが一体何があったのでしょうか?
2話の予告から、ホテルから救急搬送される人の姿やそこにいる楓の姿が映し出されていましたが。そのことと何か関係あるのかもしれません。
もともと楓は母親のホテルの経営するホテルに勤めており、そこで何かアクシデントが起こりそれを機に母親の元を離れた、という展開なのかもしれませんね。
26年前に頓挫したレジャーパーク計画と純との関係は?
家の中を鈴子に案内されていた純は、鈴子から壁に飾られた一枚のイラストの説明を受けます。
それは、26年前に計画していた茅ケ崎にホテルと大型スパを兼ね備えたレジャーパーク「ブランフォレストパーク」のイラストでした。
その計画は施工会社にだまされ頓挫したと説明を受けます。
そのイラストを純は意味ありげな表情で見つめるのでした。
純はこの計画に、何かしら関係があると見ていいでしょう。
2話の予告で、「ブランフォレストパーク」のイラストが載ったテレホンカードを見つめる純の姿がありました。
26年前、子どもの純は茅ヶ崎におり純の家族もこの「ブランフォレストパーク」計画に何かしら関係していたのかもしれません。
純が楓と一緒にいる理由の一つに、「ブランフォレストパーク」計画が関係していそうです。
鈴子は純のことをどこまで調べている?
鈴子と話をしようと鈴子の部屋を訪ねた楓。
「あの男はあなたを不幸にする」と純と別れろと言う鈴子に、楓は反発します。
純の元が自分の帰る場所だと言う楓に「そこが温かい場所だとは限らない」と鈴子は意味深に言うのでした。
純の何を調べてそういうのでしょうか?
もしかしたら、純は何かしらの策略に利用するために楓と一緒にいる、という疑いが濃くなってきましたね。
鈴子の元から部屋に戻り休む楓ですが、純が鈴子を襲う夢を見て飛び起きます。
そして、隣のベッドに純がいなことに気が付きます。
家中を探し回る楓、雨の外も探し回りますが純の姿は見つかりません。
ようやく見つけた純は眠れなくて外を歩いていたと言いますが、全く濡れていなかったのでした。
純はどこへ行っていたのでしょう?
鈴子に届けられたメッセージカードの送り主は誰?
同じころ、鈴子の部屋のドア下に誰かからわからないメッセージカードが届けられます。
中には「お前たちのしたことはわかっている」という一文のみ。
これは純の仕業なのでしょうか?
「お前たちのしたこと」とは一体なんなのでしょうか?
もしも何かしらの不正なのだとしたら、それは「ホテルグループ・ブランフォレスト」に関することでしょうか?
それとも、26年前の「ブランフォレストパーク」計画に関する何かなのでしょうか?
あるいはその両方なのかもしれません。
純以外にメッセージカードを届けそうな人物としては
- 秘書の葉山
- 鈴子の妹の水原孝子
- 鈴子の専属医の篠田
があやしそうです。
葉山は鈴子の下でずっと働いてきましたが、積年の恨みがあるのかもしれません。
孝子は、姉から冷遇されている恨みから何か姉の不正を調べているのかもしれません。
専属医の篠田は実は純と裏でつながっていて、何か鈴子に復讐する企みに加担しているとも考えられます。
いずれにせよ、純以外にも不穏なメッセージカードを出しそうな人物が複数人いて、誰もかれもあやしいですよね。
「お前たちのしたことはわかっている」の意味とは?
鈴子はメッセージカードを見ながら、童話のオオカミ少年の不幸について秘書の葉山に問います。
葉山は「信頼をなくしたこと」と答えますが、鈴子は否定します。
鈴子は。オオカミ少年の不幸について「噓を一度でもつくと、もう誰の事も信用できなくなってしまう」ことだと言います。
鈴子も嘘をつき、誰の事も信用できない状態なのでしょうか?
そしてその嘘がメッセージカードに書かれた「お前たちのしたこと」なのでしょうか?
このメッセージカードに鈴子はどこか思い当たる節がありそうです。
やはり26年前の「ブランフォレストパーク」計画がどうにも引っ掛かりますよね。
鈴子が経営者として成功した裏で、何か重大な嘘を抱えていそうです。
その嘘とは一体なにか?
もしかしたら鈴子が事業で成功する過程で、誰かを踏み台にしたのかもしれません。
そもそも、スパとホテルを主軸とした事業展開自体が、鈴子以外の誰かのアイディアだった可能性もあります。
それを鈴子が噓をつき、だます形で他人のアイディアをさも自分のもののようにビジネスに使った、なんて過去も想像できちゃいますね。
純の本名はリョウスケ?それとも純?
店を臨時休業にした純は「ケアハウス緑森荘」という施設へ一人向かいます。
臨時休業にすることは楓には内緒にし、純は「ケアハウス緑森荘」へやって来ました。
そこで面会の案内をしてくれた職員の先には一人の女性がおり、純を見るなり「来てくれたのね、リョウスケ」と声をかけられるのでした。
職員は「息子さんが来てくれましたよ」と声をかけていたので、訪ねた女性は純の母親のようです。
ですが、純を見て出てきた名前は「リョウスケ」
純は一体、何者なのでしょうか?
純という名前は偽名で、リョウスケが本名なのでしょうか?
2話の予告では「For Ryosuke」と書かれたカードが登場します。
やはり純の本名は「リョウスケ」なのかもしれません。
全員に共通するキーワードは「嘘」
楓は純に嘘をつき、純もまた楓に何か嘘をついているようです。
そして、鈴子も長く秘めた嘘があるようです。
篠田も嘘を純とは初対面とは思えず噓をついているようです。
いとこの真琴ももしかしたら、楓に噓をついているかもしれません。
1話の主要な登場人物は何かしら誰かに対して「嘘」をついています。
そしてその嘘の発端の一つに鈴子がかつて26年前に計画したレジャーパーク「ブランフォレストパーク」が関係しているようです。
【フォレスト】2話ネタバレ考察
嘘が嘘を呼ぶ展開で誰が本当のことを言っているのかわかならい、ドラマ『フォレスト』の考察がコチラ▼
純はなぜチェック柄のシャツを着ている?
純は母のいるケアハウスを訪れるときは、いつもチェック柄のシャツを着ています。
2話の後半でケアハウスからの呼び出しで駆け付けた時も、色違いのチェック柄のシャツを着ていました。
母のもとを訪ねる時はチェック柄のシャツを着る、という何かルールでもあるのでしょうか。
純が「リョウスケ」としてふるまうための小道具の一種、とも考えられますね。
なぜ純はテレホンカードを持っている?
1話で鈴子の屋敷でブランフォレストパーク計画のイラストを見た純。
そして、純は同じイラストがプリントされたテレホンカードを持っていました。
なぜ純がテレホンカードを持っているのでしょうか?
1話の鈴子の話では、計画の最中に記念品を作ったことを話していました。
その記念品のうちの一つがテレホンカードだったとしたら、純の家族に誰かブランフォレストグループと関連のある人がいることになります。
純の母や父が、ブランフォレストグループの関係者だった可能性がありますね。
公園で咲くデイジー(ヒナギク)の意味は?
純は仕事用の車で、とある公園に立ち寄ります。
そこに咲くデイジー(ヒナギク)の花を見ながら、デイジー(ヒナギク)を摘む幼い子供の顔を思い出すのでした。
1話でも楓が買ってきた花としてデイジー(ヒナギク)が登場します。
そしてドラマのOP映像にも、デイジー(ヒナギク)が登場することから、この花に何か意味がありそうです。
デイジー(ヒナギク)の花言葉は「希望・平和・美人・純潔・あなたと同じ気持ち」といった意味があります。
一方、シェイクスピアの作品「ハムレット」の中では、「不実」の象徴として登場していて、ドラマ『フォレスト』の中では、一体どちらの意味でデイジー(ヒナギク)を登場させているのでしょうか。
嘘が謎を呼ぶ展開を考えると「不実」の象徴として、デイジー(ヒナギク)を登場させていると考えられます。
では誰の不実の象徴なのでしょうか?
純の過去について、何か不実なことがあったと考えられますね。
篠田はなぜ幾島鈴子に近づいた?
「あなたも、幾島家に何かあるの?」
そんな意味深なセリフを純に向ける医師の篠田。
篠田は何の目的があって鈴子に近づいたのでしょうか?
鈴子は多方面から恨みを買っているようです。
もしかしたら、篠田の家族も鈴子の強引な経営の犠牲になっている可能性がありますね。
家族の恨みを晴らすため、復讐をしようと鈴子に近づいたのかもしれません。
一ノ瀬純は「一ノ瀬涼介」?
「ケアハウス緑森苑」の職員が見ていた視聴には、連絡先に「一ノ瀬涼介」と名前が書いてあります。
そしてしっかりと「小林ランドリー店」と書かれていたので、名前だけを偽っているようです。
医師の篠田から「純なのか、リョウスケなのか」「なぜ名前を偽っているのか」と言われていました。
一ノ瀬純の本名は純なのか、涼介なのか、ここにきてまったくわからなくなりましたね。
二つの名前を使い分けて生活を送っているようです。
なぜ純は二つの名前をつかっているのか、楓には秘密の裏の姿がありそうですね。
もしかしたら、どちらの名前も偽名、ということもありえますね。
一ノ瀬涼介は本当に亡くなったの?
純の回想は、公園から弟・涼介の姿が消えているシーン描写でした。
お葬式などの場面は描かれておらず、一ノ瀬涼介は本当に亡くなったのでしょうか?
純がもし嘘をついているとしたら、一ノ瀬涼介は失踪した、という可能性も否定できません。
幼い頃に失踪し、その後、行方不明が続いているから「亡くなった」という言い方をしているとも考えられますね。
もしかしたら、一ノ瀬涼介は本当は亡くなっておらず生きている、という可能性も捨てきれません。
「これでもう、隠し事はないから」という純の言葉は本当?
純は楓に、「これでもう、隠し事はないから」と言いましたが本当でしょうか?
ケアハウスの連絡先のことがひっかかります。
本名は一ノ瀬純で事情があって涼介のフリをしている、と職員さんに事情を話せば、わざわざ連絡先まで「一ノ瀬涼介」にすることはないのでは?と考えます。
一ノ瀬純でもなく「一ノ瀬涼介でもなく、全く別人なんじゃないか、と疑ってしまいますね。
純は必ず来ると言った鈴子の確信はどこからくる?
楓に連絡した鈴子と葉山が話をします。
そして鈴子は言います、一ノ瀬純は必ずまた来る、と。
なぜ純が再び鈴子のもとにやって来ると確信できるのでしょうか?
純の素性を鈴子は知っているようですが、なぜ純が自分のもとに来ると言いきれるのか、その関連がわかりませんよね。
やはり、純の家族と鈴子との間に過去に何か因縁がある、と考えられますよね。
それこそ、鈴子は恨みを買っていると自分で言うくらいなので、純の家族に悪影響を及ぼすような何かを過去にしたかもしれません。
どちらにしても、純は自分に復讐しにくる、と鈴子は思っていると推察できますね。
鈴子の誕生日会行こうと言った純の目的は?
鈴子の誕生日会に行こうと提案した純の目的は、一体何なのでしょうか?
鈴子の誕生日会に来るように言われたこと、行くわけがない、と話す楓に、純は誕生日会に行こうと言います。
一見、親孝行なことを口にしますが、その目的は何なのでしょうか?
26年前のブランフォレストパーク計画について、何か調べたい意図があると考えられます。
一ノ瀬涼介が亡くなったことに、もしかしたら何か関係があるのかもしれません。
その手掛かりをつかもうと、楓をつかって純は鈴子の屋敷にもう一度行こうとしていると考えられますね。
純の素性を調べるように依頼したのは誰?
2話のラスト、フリーの週刊誌記者に「一ノ瀬純」の素性を探るよう依頼するシーンが出てきました。
一ノ瀬純の素性を調べるよう依頼したのは、一体誰なのでしょうか?
秘書の葉山はずいぶん前から純のことを調べているようなので、葉山という線は薄そうです。
そうなると考えられるのが、
- 医師の篠田
- 顧問税理士の間宮
- 鈴子の妹の水原孝子
- 楓のいとこの真琴
という鈴子の周辺人物がひそかに純を警戒して調べさせた、とも考えられますね。
お金を手渡す手だけが映り、姿がうつりませんでしたが、いとこの真琴が怪しいのではないかと考えます。
楓の味方としてふるまっている真琴ですが、実は裏で楓の失脚をもくろんでいた、そのために楓の恋人の純について調べようとしている、なんて可能性も考えられます。
【フォレスト】3話ネタバレ考察
純は一体何者なのか、どこまでが嘘なのかがわからないドラマ『フォレスト』の3話の考察がコチラ▼
「あなたたちの罪」とは一体どんな罪?
鈴子に届いたカードには「あなたたちの罪」と書かれていました。
あなた=鈴子ではなく「あなたたち」ということは、ブランフォレストグループ全体をさしていると考えられますね。
鈴子個人ではなく、そこに働く人も含めブランフォレストグループ全体に何か恨みがある者からのメッセージととれますね。
では、ブランフォレストグループの罪とは一体何なのでしょうか?
3年前の集団食中毒のことなのか、それとも26年前のブランフォレストパーク計画のことなのか、それともまた別の何かか。
ブランフォレストグループができてから、今にいたるまでの道のりで踏みにじった相手からの脅迫であることは、間違いなさそうです。
吸入器を置いたのは誰?
純に昔の吸入器を届けたのは、一体誰なのでしょうか?
かなり古い年代物をわざわざ残しているところを見るに、この時のために取っておいたと言っても過言ではないですよね。
屋敷の中にいる人で、弟が吸入器を使っていたことを知っている人物は、医師の篠田くらいしか目ぼしい人はいませんよね。
篠田と純は顔見知りなところを見ると、篠田は純の家族のかかりつけ医だった過去があるのではと推察します。
幼い頃から純や弟、母をよく知っていたとしたら、弟の手掛かりになるような吸入器を置いたとも考えられます。
何より、篠田が幾島家に近づいたのには裏があるのは明白です。
篠田が自分の企みの隠れみのに、純を利用しようとしているのかもしれません。
顧問税理士の間宮がしたこととは?
顧問税理士の間宮は、鈴子の言葉にひどく狼狽していました。
間宮がしたこととは、一体何なのでしょうか?
一番考えられるのは、帳簿を操作したブランフォレストグループからの金の横領です。
顧問税理士という立場を利用して、横領を働いているのを鈴子は知っていたのではないでしょうか。
一ノ瀬涼介は亡くなったとなぜ嘘をついた?
2話で純は楓に「弟は亡くなった」と言いました。
ですが、鈴子には「弟は失踪した」と話しています。
なぜ純は楓に「弟は亡くなった」と言ったのでしょうか?
亡くなったと失踪ではだいぶ意味合いが違ってきます。
なのに、楓には亡くなったと伝えているのは、なにか亡くなった確証があるのでしょうか。
ですが、純は吸入器について鈴子に尋ねているところを見ると、失踪した涼介は生きていると思っているのではないでしょうか。
純の母は涼介は亡くなったと結論付けたのかもしれませんが、純は弟はまだどこかで生きている、と望みを持ち探しているのかもしれませんね。
鈴子に薬物を飲ませたのは誰?
鈴子は水を飲んだあとにグラスを床に落とし倒れています。
そのグラスを運んだのは、妹の水原孝子でした。
そしてグラスの傍らにはピルケースがおかれており、鈴子は薬を飲んで倒れたのかもしれません。
となると
- 飲んだ薬自体がいつもの薬ではなかった
- グラスの水の中に中毒を起こす薬物が入っていた
という可能性がでてきます。
そうなると、医師の篠田も薬を入れ替えたという点で疑いが出てきます。
鈴子が倒れた件については、
- 妹の水原孝子
- 医師の篠田
この二人が怪しいですね。
【フォレスト】4話ネタバレ考察
篠田の正体がついに明らかになるドラマ『フォレスト』の4話の考察がコチラ▼
3年前の集団食中毒の犯人は純?
3年前にブランフォレストグループのホテルで起きた集団食中毒は、何者かがローストポークに菌を吹きかけたことが原因だったと、葉山から知らされた楓と真琴。
そして、その犯人と目される人物の防犯カメラ映像には、純が持っているものと同じ帽子とコートを着た人物が映っていました。
犯人は純なのでしょうか?
ですが、犯人は純とは考えにくいです。
そもそも、純が犯人だったとして、自分の犯行につながる手掛かりになる帽子やコートを処分せずに持ち続けるでしょうか?
集団食中毒の犯人は純とは別にいる、と考えられますね。
鈴子は留守番電話で楓に何を伝えたかった?
鈴子が病院に搬送される直前、楓あての留守番電話に「逃げて、一ノ瀬純が………」とメッセージが残されていました。
鈴子は何を伝えたかったのでしょうか?
「逃げて」と言っているので、純が危険人物であると伝えたいのでしょうか。
それとも、ブランフォレストグループの不正に関する証拠を、一ノ瀬純がつかんでいる、とでも言いたいのでしょうか。
どちらにせよ、鈴子にとって純は不都合な人物であることは間違いなさそうです。
もしかしたら、純の弟の失踪に鈴子が関わっているのかもしれません。
純の目的とは?
純の母親を往診した篠田と、診察後に純が話をします。
そこで篠田から「あなたの目的も話したの?」と言われますが、純の目的とは一体、何なのでしょうか?
やはり純は何かの目的があって幾島家に近づいた、楓と一緒にいると考えてよさそうですね。
ですが、その目的が一体何なのか?
弟の涼介の失踪とブランフォレストグループが関係している、だから調べようとしている、と考えられますね。
一ノ瀬純はやはり本名?
篠田との会話から、純の本名は一ノ瀬純で間違いなさそうですね。
そして弟が一ノ瀬涼介ということが、篠田との会話でわかりました。
ですが、これも実は嘘、という可能性もまだ否定できませんね。
純はこれまでも楓に嘘をつき続けてきました。
そのことを考えると、篠田に本当のことを話すとは限らないですよね。
本当に一ノ瀬純が本名なのか、もしかしたら涼介ともまた違う名前なのかもしれませんね。
純の母を往診時期と鈴子に主治医になった時期が近いのは偶然?
純の母親が入所するケアハウスの看護師が、鈴子の秘書・葉山に連絡します。
純が母親の主治医と二人で話をしていたことを報告を受け、その中で純の母の主治医が篠田であることを知ります。
そして、篠田が往診に来るようになったのが2年ほど前からだと聞くのです。
篠田が鈴子の専属医になったのも、ちょうど2年半ほど前です。
これは偶然でしょうか?
もしかしたら、篠田は純の存在を知っていて、純のことを探るために母が入所するケアハウスの往診に来るようになった、という可能性も否定できません。
4話中で、週刊誌の記者にお金を渡して幾島家の周辺を調べさせていたのが篠田だとわかりあました。
篠田は集団食中毒が起こった3年前から、少しずつ幾島家やブランフォレストグループの周辺を探っていたのではないでしょうか?
その中で、純の存在を知り、純のことも調べ上げて利用しようとしているのかもしれません。
税理士の間宮は鈴子が倒れた本当の原因をなぜ知っていた?
鈴子が倒れ、社長代行となった葉山の元へ、顧問税理士の間宮がやってきます。
そして、鈴子が薬物を摂取して倒れたことを話します。
表向きは倒れて頭を打った、としているのに、なぜ間宮は鈴子が薬物を摂取したことを知っていたのでしょうか?
鈴子が薬物摂取で倒れた事実を確実に知っているのは
- 医師の篠田
- 楓
そして、秘書の葉山も秘密裡に篠田から事情を聴いているかもしれません。
となると、篠田と間宮が裏でつながっている可能性があります。
この二人が結託する理由は何なのか?
篠田が間宮を幾島家への復讐に利用しようと、情報を流していると考えられますね。
一ノ瀬涼介の捜索願が取り下げられた理由とは?
篠田の協力を得て、幾島家で入手した吸入器が26年前のものだったことがわかった純。
血液も付着しており、DNA鑑定の結果を待つ間に、警察に再捜査をお願いできるか尋ねた電話で、弟の捜索願が取り下げられていることを知ります。
弟・涼介の捜索願を取り下げたのはなぜなのでしょうか?
母親は純に、涼介は亡くなったと告げ捜索を打ち切りますが、その裏には何があったのでしょうか?
しかも、篠田が調べさせたところによると、捜索願は3か月で取り下げられていました。
時期を同じくして、母親が借金を全額返済していた事実も明らかになります。
そして、母親の言った「仕方なかったのよ」という言葉。
やはり弟の涼介は亡くなっていて、そのことで示談金を受け取っていた、ということが考えられますね。
そしてその相手が幾島鈴子だった、という可能性が十分にあります。
そうだとしたら、鈴子が純を遠ざけようとするのも納得がいきますよね。
公園で兄の帰りを待っていた弟の涼介が、道路に飛び出して幾島家の車と接触して亡くなってしまった、そんな真相も考えられますね。
【フォレスト】5話ネタバレ考察
ブランフォレストの集団食中毒事件の犯人がついに明らかにんったフォレスト5話の考察がコチラ▼
純の母とブランフォレストとの関係は?
純の母は「あの女は笑っていた」と鈴子を相当恨んでいるような発言をしていましたね。
息子の涼介の失踪には、間違いなく鈴子や葉山が関係していることがこれで確定したと言ってもいいでしょう。
そして、自分の大切なものを失う苦しさを味合わせようと、ブランフォレストグループのホテルで集団食中毒を引きお起こします。
ということは、純の母が本当に恨んでいるのは鈴子ということになりそうですね。
葉山が純の母親に接触していることから、鈴子は仕事の移動中に事故で涼介の命を奪ってしまった、その罪を隠そうとしている、と推察されますね。
というのも、涼介がいた公園では涼介が摘んでいた花が散っていました。
その描写からも、あの場で涼介の命が散ってしまった、とも読み取れますね。
葉山はなぜ純の母に近づいた?
葉山は鈴子の忠実な部下なので、鈴子の罪を隠蔽するべく、純の母に近づいたことは間違いないでしょう。
そして、純の母の身辺調査をし、お金で困っていることを突き止めた。
なので大金で涼介が亡くなったことへの示談を持ち掛けた、と考えるのが妥当ではないでしょうか。
アタッシュケースに入っていた金額を見積もると、1億円は入っていたと考えられます。
純の母は、お金がないことの苦しさと息子の命を天秤にかけて、お金を受け取ってしまったのではないでしょうか。
集団食中毒の犯人は純の母親だった
純は母親に、自分の帽子とコートを着て3年前にどこにでかけていたのかと問いただします。
そこで純の母は、ブランフォレストで起きた集団食中毒は自分がやったと認めたのです。
純はこれからどこへ行く?
5話のラスト、純は荷造りをしていましたね。
純はどこかへ行こうとしているのでしょうか?
小林クリーニング店を後にして、どこに行こうというのでしょうか。
涼介が失踪した真相を、今までの自分の生活を捨てる覚悟で探りに行く、ともとれるようなシーンでしたよね。
そして、楓との縁もきっぱりと切るため、新たな場所で生活を始めようとしているのかもしれませんね。
楓に別れを告げたのに、居場所がわかっていたら楓が純を訪ねてくるかもしれません。
そんなことがないように、純は自分の家を捨てたとも読み解けます。
槙野はなぜ突然に楓の前に現れた?
物語のラスト、楓が働いていたフラワーギフト会社の同僚・槙野が現れます。
どうしてこのタイミングで槙野は楓の前に現れたのでしょうか?
槙野はこれまで、キャラクター相関図の中で唯一と言っていいブランフォレストと関係のない人物です。
ですが、ここにきてブランフォレストと実は関係があるのでは?という疑念がわいてきますよね。
実は、槙野も個人的にブランフォレストに恨みを募らせ、鈴子に脅迫状を送っていた、という可能性も否定できません。
【フォレスト】6話ネタバレ考察
『フォレスト』6話では、真琴の口から「わかな(和歌奈)」という人物の名前があがり、物語がさらに複雑さを増し、登場人物たちの過去と現在が交錯する展開が描かれます。
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純の母はなぜ施設を出ていってしまった?
純の母は、施設を脱走してブランフォレスト横浜に向かっていました。
なぜ急に施設を抜け出しホテルに向かったのでしょうか?
ブランフォレスト横浜の支配人だった葉山と、純の母は涼介のことで面識があり、そのことに気づいた純の母が涼介のことを諦めきれずに葉山に会いに行こうとしたのでしょうか。
26年前に決着をつけたと思われた一ノ瀬涼介の失踪ですが、母の中ではまだ終わってなかったということですね。
純の母は、今でも涼介がどこかで生きている、そう信じているのかもしれません。
だからこそ、涼介の居場所を知りたいといてもたってもいられず、葉山がいるであろうブランフォレスト横浜を目指したのかもしれませんね。
純の母に「ブランフォレストにすべてを奪われた」と言った人物は誰?
純の母を追ってきた人物について、怪しいのが
- 水原真琴
- 槙野俊太郎
の二人です。
純の母をホテルから追ってきた人物を、男性とも女性とも言っていませんでした。
純の母お追ってきた「あの人」が、水原真琴だった場合、鈴子に家族の「わかな」を奪われた過去をずっと恨みに思っていたことが考えられます。
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純の母を追ってきた人物が槙野俊太郎だった場合、もしかしたら槙野俊太郎は一ノ瀬涼介で、母親の姿を見かけて追いかけた可能性があります。
そして、ブランフォレストに幼い頃に誘拐され、別の人生を与えられたことに恨みを募らせていた、という可能性も考えられます。
槙野俊太郎は、ドラマのティザービジュアルに掲載されていながら、これまで目立った動きがありません。
ただの楓の同僚役だけでティザービジュアルに掲載されるかも疑問です。
これからブランフォレストの関わる闇が次々と暴かれようとしているタイミングなので、闇の象徴が槙野俊太郎だったとしたらと考えると、純の母をホテルから追いかけた人物は槙野俊太郎かもしれませんね。
葉山は純の母が集団食中毒の犯人だと知っていて隠していた?
葉山は、集団食中毒の犯人が純の母だと知っていた可能性があります。
その上で、純の母が本当のことを話さないように、施設の職員を使って監視をしていた可能性が高いですね。
当初、犯人はわからず、中西精肉店が原因として事態を処理しました。
ですが、純か純の母親が本当の犯人だとどこかの段階で気づいた葉山は、鈴子にも内緒で一ノ瀬親子の監視を始めたと考えられます。
一度は処理済みの過去を蒸し返して、ブランフォレストの名前に傷をつけたくなかった、その一心で葉山は真実を隠蔽しようとしていたのではないでしょうか。
その代わり、一ノ瀬家がどこかのタイミングで真実を話すことがないように、常に監視の目を光らせ、場合によっては本当のことを話すなと金で買収しようと考えていたのかもしれません。
間宮がつかんでいる鈴子の不正とはなにか?
顧問税理士の間宮は、鈴子がこれまで行ってきた不正について情報を握っている、と楓を脅していました。
鈴子の不正とは一体、なにか?
顧問税理士が知りえる情報から考えるに、大規模な脱税や二重帳簿など経理に関する不正があった可能性が極めて高いですね。
そのほかにも、賄賂や金を使った隠蔽工作など、ブランフォレストに都合の悪いことは全てお金で解決してきた、そんな過去の数々の情報を間宮は握っていると考えてよさそうですね。
その中には、一ノ瀬涼介に関する過去も含まれていそうです。
真琴が口にした「わかな」とは?
鈴子が眠る病室で、真琴が口にした「わかな」という人物は、一体何者なのでしょうか?
真琴の発言から考えるに、家族であることは間違いないです。
ですが、その「わかな」は今は一体、どこにいるのか。
Xの考察では、真琴の妹説や施設のヘルパー説など浮上していますが、「わかな」は楓という説もあり、今後の展開がどうなるか注目です。
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篠田を刺した人物は誰?
6話のラスト、篠田が刺されて倒れているところを純が発見しました。
篠田を刺したのは一体、誰なのでしょうか?
篠田を刺した人物は、
- 水原孝子
なのではないでしょうか。
というのも、篠田が倒れる直前に話をしていたのが水原孝子です。
篠田に聞かれた話が幾島家の秘密関わるものだとしたら、篠田の口から知れ渡ることを恐れて、篠田を消そうとした可能性があります。
そして隠し通したかた秘密は、直前に孝子と真琴が話していた「わかな」が関係していることは間違いなさそうです。
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【フォレスト】7話ネタバレ考察
篠田を刺した人物が判明し涼介に関する謎も一気に解明され、フォレスト7話は一気に物語が動きます。
医師の篠田は亡くなり事情聴取を受ける純
刺されて倒れている篠田を発見した純と楓。
二人は警察に行き事情聴取を受け、楓だけ先に帰宅します。
帰宅した楓は葉山から篠田が倒れていた状況に出くわした理由を聞かれ、篠田から呼び出されていたことを話します。
26年前に多額の使途不明金があることを探し出した楓
ブランフォレストの経理情報を洗っていた楓は、顧問税理士の間宮から裏帳簿の存在を知らされ見せてもらっていました。
そこで26年前に多額の使途不明金があることを見つけます。
楓とその場にいた真琴は、26年前の純の弟・涼介の失踪と関係があるのではとにらみます。
警察から出た純は新しい情報をつかもうとする
警察の事情聴取が終わった純は、水原孝子と出くわします。
そこで、篠田が息を引き取る直前に水原孝子の名前を口にしたこと、篠田と何があったのかを尋ねますが、孝子は自分を疑っているのかと憤り言い立ち去ります。
留守番電話のメッセージを聞いた純は、記者の高岸と会います。
そこで生前、篠田から依頼を受けて調べた調査結果のすべてを純は高岸から渡されます。
そして篠田が最後に調べようとしていたこと「水原わかな」について、純は高岸に調査を依頼するのでした。
楓を呼び出し話し合う純
2人で暮らした小林ランドリーに楓を呼び出した純。
弟・涼介の失踪と3年前の集団食中毒に関わりがあったこと、集団食中毒の犯人が純の母であったこと、だから楓のそばにはいてはいけないと、楓のもとを去った理由を話す純。
楓は、自分の問題でもあると純と分かり合おうと話をします。
篠田が亡くなった当日、純は篠田から呼び出されていたこと、26年前の弟・涼介の失踪で葉山から純の母はお金を受け取っていたこと、テレビで葉山を見た純の母が復讐として集団食中毒を引き起こしたこと、これまでの経緯を楓に話します。
そして、篠田が亡くなった当日、楓も篠田から呼び出されていたのは、楓に関する情報を話そうとしていたからだと純は言います。
さらに、純の母は3年前の事件の時にホテルから追いかけてきた従業員がいたこと、涼介の話を聞いて同情し自分もブランフォレストに恨みがあると語っていたこと、それが水原孝子であることを純は楓に話します。
楓の本当の名前は「水原和歌奈」
孝子を幾島家に呼び出した楓と純は、楓の出自について問いただします。
水原孝子は、楓が自分の娘であること、鈴子に夫の借金を肩代わりしてもらう引きかえとして、楓が鈴子の元へ引き取られたこと、楓の本名は「水原和歌奈」であることを白状します。
楓が生まれる少し前に夫が事業で失敗し多額の借金を背負ってしまった、自分たちだけではどうしようもなかったと孝子は楓に詫びます。
鈴子に脅迫状を送り薬物を飲ませたのは孝子
鈴子の誕生日会の日に、鈴子に薬物を飲ませたのは自分だと、孝子は楓と純に明かします。
そして、鈴子への数々の脅迫状も自分の仕業であることを話します。
鈴子が楓を再び苦しめようとしていた、何としても阻止したかったと話す孝子。
篠田を刺した犯人も孝子だった
鈴子の病室で真琴との会話を聞かれ、水原和歌奈の存在を篠田に知られてしまった孝子は、口封じのために篠田を刺したと自白します。
倒れた篠田のスマホに純から着信が入ったのを見て、警察に「女性と男性が口論になり刺された」と通報したのも自分だと、孝子は一連の犯行を楓と純に明かすのでした。
3年前の集団食中毒の時に純の母を追いかけたのも自分だと、純にこたえます。
そこに真琴もあらわれ、孝子の一連の犯行を真琴も知ることとなるのでした。
孝子は娘たちに仲良くするように言い、その足で自首するため警察へと向かうのでした。
涼介の吸入器を置いたのは誰かは謎のまま
純の弟・涼介の行方について、楓や真琴と一緒に話をします。
そこで真琴は唐突に、26年前に楓が喘息で入院中に飼っていた亀を捨てられたことを話します。
当時の池は、今は埋められ花壇になっていました。
純は何かに気づいたように花壇に向かいます。
そこで涼介が失踪当時に手にしていた花・デイジーが咲いていました。
純は花壇を手で掘り出します。
純に吸入器を渡したのは真琴?
純がはじめて幾島家を訪れた日、涼介の吸入器を純に渡したのは誰かがまだわかっていません。
吸入器を純に渡したのは真琴なのではないでしょうか。
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涼介の遺体を発見した純
純が花壇を掘り進めていくと、失踪当時に弟・涼介が来ていた服と白骨が見つかります。
翌朝、警察が入り調べた結果、涼介であることが判明します。
鈴子を亡きものにしようとする葉山
葉山のもとに、幾島家の花壇から白骨が見つかったと警察から一報が入ります。
それを聞いた葉山は鈴子の病室を訪ね、鈴子の首を絞めて亡きものにしようとします。
かけつけた純と楓により阻まれた葉山でしたが、そこで涼介が亡くなった原因は自分にあると葉山は告白します。
26年前、車で涼介を車ではねてしまった葉山は、交通事故で亡くなったことを隠蔽するため、幾島家の池をつぶして花壇にし、そこに涼介を埋めたと自分の罪を自白。
警察に連行されるのでした。
真琴を呼び出した楓
葉山が連行された夜、3年前の集団食中毒や当時の従業員リストを思い出す楓。
そこで疑念をもった楓は、真琴に電話をし呼び出します。
すると真琴もすぐに表れ「わたしも話したいと思ってた」と意味深に言うのでした。
【フォレスト】ドラマ最終回の結末はどうなる?
ついに迎える最終回。純の弟・涼介の失踪の真相が明らかになり、幾島家とブランフォレストグループに隠されていた秘密が暴かれます。
そして、純と楓(和歌奈)、そして真琴の運命が交差し、最後の決着がつくことになります。
1話で登場した「楓が純を刺すシーン」の真相は?
ドラマの1話冒頭で描かれた、楓が刃物を持ち、純が左脇腹を押さえて倒れているシーン。
真琴が純のことを刺した
というシーンでしたね。
すべては楓(和歌奈)を取り返し、母と自分と楓(和歌奈)の三人での生活を取り戻そうとした真琴が、逆上して楓(和歌奈)に刃を向けかばった純が傷を負ったのです。
真琴の狙いが明らかに
前回のラストで、楓が真琴を呼び出したことで、真琴はついに自分の計画を明かにしました。
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真琴は、3年前の集団食中毒事件の際、純の母から涼介の失踪について話を聞いていました。
そして、その時からひそかに調査を始め、葉山が鈴子と一ノ瀬涼介を過去に車で轢いて亡き者にしてしまったこと、そして涼介の事故を隠蔽しようと幾島家の敷地内に遺体を埋めた事実をつかんでいました。
さらに、真琴は純が初めて幾島家を訪れた際、涼介の血液がついた吸入器を意図的に置いたのも真琴でした。
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幾島家に埋まっている涼介を真琴はひとりで掘り起し、遺留品から吸入器だけを持ち出して元に戻し、純の前に置いていたのです。
その目的は、純が涼介のことを調べるよう仕向け、最終的に幾島家やブランフォレストグループの失脚につなげることでした。
真琴は表向きは楓の親しいいとことして振る舞っていましたが、実際は妹の和歌奈を鈴子に奪われたことを長年にわたり恨んでいたのです。
そして、真琴はブランフォレストグループと鈴子をお破滅させる機会をずっと狙っていたのです。
純と楓が出会ったのも真琴がきっかけを作っていた
純と楓が出会うよう自分が仕向けたと告白する真琴。
集団食中毒の対応で鈴子に嫌気がさして家を出た楓に、純の住む街に住むよう真琴が楓に仕向けていたのです。
食事中にわざとワインを楓の服にこぼし、純の勤めるクリーニング店に行き、純と楓が出会い仲を深めるよう仕向けていました。
楓が純を選んだことが真琴の誤算だった
真琴は、楓を取り戻そうと裏でひそかに動いていました。
そして、鈴子に薬物を摂取させたことや、3年前の集団食中毒のこともすべて楓(和歌奈)を取り戻すためだったと真琴は明かします。
全ては楓(和歌奈)のためだったと言う真琴を拒み、純を選ぶ楓。
そんな楓の姿に逆上した真琴は包丁を持ち出して襲い掛かります。
楓を守ろうと前に出た純を、真琴は迷いなく刺すのでした。
逮捕され有罪となる真琴
真琴は逮捕され、純は病院へ搬送されます。
一命をとりとめた純は、楓とともに真琴の裁判の傍聴に出かけます。
そこで、真琴の楓(和歌奈)への執着をまざまざと見せつけられることに。
最終的に有罪判決を受けた真琴は、刑務所へ行くこととなったのです。
涼介が亡くなった本当の真相
涼介を車で轢いてしまった日のことを、鈴子は思い出します。
家の庭でゼニガメをかわいがっていた楓が、喘息の発作を起こして危ない状態に。
病院へ向かうべく葉山が急ぎ走らせた車で、道路から飛び出してきた涼介を轢いてしまったのです。
楓の病院を優先させるよう葉山に命じた鈴子。
葉山は車のトランクに涼介を乗せ、その後、幾島家の庭にひとり埋めたのでした。
ですが、ことことを葉山も鈴子も決してしゃべらず、涼介の事件は葉山の単独犯として裁かれていくこととなったのです。
鈴子の運命は?
昏睡状態から目覚めた鈴子は、駆け付けた楓に「遅い」と文句を言います。
そして、鈴子は楓が全てを知ってしまったことを悟ったのです。
楓と決別した鈴子でしたが、一ノ瀬涼介の事故の真相は決して語らず、自分の胸の内に秘めておくのでした。
涼介が事故にあったきっかけは楓の喘息発作だったと知れば楓は自分を責めてしまう、そう思った鈴子は涼介の事故の本当のところを言わなかったのかもしれません。
そばに誰もいなくなり一人になった鈴子は、末期の肝臓がんでこの先に亡くなる運命を受け入れて日々を過ごしていくことでしょう。
顧問税理士の間宮が逮捕される
真琴の裁判を傍聴し終えた間宮は、裁判所を出たところで業務上横領の罪で逮捕されます。
取り調べでは経理係の三島がやったことで、自分は関係ないと終始ウソの証言に徹するのでした。
涼介が亡くなったことを母に話す純
拘留中の母の元を訪れた純は、涼介の遺品である服を母に見せます。
そして、涼介は亡くなっていることを言葉なく伝えるのでした。
母は純に謝り、どうしてよいかわからなかった、と自分の過去の行いに対して後悔を口にするのでした。
純と楓は未来に向かって歩き出す
二人は、再び手を取り合い未来へと歩き出していきます。
弟の涼介が亡くなった悲しい過去を抱えつつも、二人で生きていく決意を固めるのでした。
【フォレスト】犯人は誰?
ブランフォレストグループや幾島家に関わる事件の犯人は誰なのか。
- 3年前の食中毒事件の犯人
- 鈴子に脅迫状を送った犯人
- 鈴子に薬物を摂取させた犯人
の3つの事件の犯人について、くわしく考察していきます。
3年前の食中毒事件の犯人
ドラマ『フォレスト』で重要な鍵を握る 3年前のブランフォレストホテルの集団食中毒事件。
その犯人は、一ノ瀬純の母であることが判明しました。
なぜ彼女はこのような事件を起こしたのか?
事件を引き起こした動機には、 息子・涼介の失踪が関わっています。
テレビのニュースで葉山を見た純の母は、当時、葉山が支配人を務めていたブランフォレスト横浜で食中毒を起こそうと画策しました。
この画策には、26年前の純の弟・涼介の失踪が深く関わっていました。
純の母は、涼介の失踪について 「仕方なかったのよ」 と語っており、さらに、純の母親が失踪事件の3か月後に借金を全額返済していた ことが判明しています。
つまり、純の母親は涼介の失踪をめぐって、葉山から金銭的な示談を受けたのです。
これは、単なる失踪ではなく、葉山が交通事故により涼介の命を奪ってしまったという事実の隠蔽のためだったこともわかりました。
鈴子が関わっていると確信した純の母は、 涼介を奪った葉山に復讐するために食中毒事件を引き起こした という流れが見えてきます。
鈴子に脅迫状を送った犯人
鈴子の元に届いた「お前たちのしたことはわかっている」というメッセージカード。
これを送ったのは誰なのか?
そのあとも、鈴子にメッセージを送り続けたのは誰なのか?
このカードを送ったのは
- 真琴
であることが、最終回で明かされました。
真琴が幾島家の使用人・三島に郵送するよう依頼して送られたものだったことが、真琴の裁判の中で明らかにされています。
そこには、娘のわかな(和歌奈)を鈴子に奪われたことから端を発する積年の恨みがあったのです。
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そして、鈴子が倒れたことにも自分が関与していることを自白しました。
鈴子に薬物を摂取させた犯人
鈴子に薬物を摂取させた犯人は、真琴であることが判明しました。
篠田から渡されるように頼まれた、と嘘をつき母・孝子に薬物を持たせた真琴。
何も知らない孝子は、そのことを鈴子に伝えて薬物の入ったピルケースを渡し、鈴子が飲んでしまった結果、昏睡状態に陥ってしまったのです。
孝子はのちに、篠田が薬を渡していないことを知り、真琴が鈴子に薬物をわざと飲ませたことを知ります。
そして真琴の罪をかばうため、自分がやったと嘘の証言をし続けるのでした。
【フォレスト】一ノ瀬涼介の現在の行方は?
ドラマ『フォレスト』で鍵を握る存在、一ノ瀬涼介。
純の弟であり幼い頃に失踪した涼介は、幾島家の花壇で発見されました。
涼介が生きている説もありましたが、涼介に待っていたのは悲しい結末でしたね。
秘書の葉山が車で涼介を轢いてしまったこと、そのことを隠蔽するために遺体を幾島家に埋め、純の母に多額の金を渡していたことが明らかになりました。
楓の同僚の槙野や、幾島家の使用人の三島が涼介なのでは?とSNSでも考察が飛び交っていましたが、やはり涼介は亡くなっていたという、なんともつらい真実です。
葉山の単独犯として自白していましたが、鈴子が知らないわけがないですよね。
もしかしたら、本当は鈴子も涼介のことを知っていた、葉山と口裏を合わせて隠蔽していた可能性が高いですね。
会社名義の多額の金を使われて、鈴子が気づかないわけがありません。
葉山が事故を起こした日、もしかしたら鈴子も車に同乗していたのかもしれませんね。
【フォレスト】あらすじ全話まとめ
ドラマ『フォレスト』のあらすじを1話から最新話までのまとめがコチラ▼
1話
幾島楓は、恋人の一ノ瀬純と同棲し穏やかな日々を過ごしていました。
楓は「家族はいない」と嘘をついていましたが、母の秘書・葉山から母・鈴子の訃報を知らされ、純とともに実家を訪ねることに。
そこでは、鈴子が生きており、楓を社長に任命すると告げます。
一方、純にも謎があり、彼の本名は「リョウスケ」らしいことがほのめかされます。
さらに、26年前に頓挫した「ブランフォレストパーク」計画と純と何か関係がある様子で、登場人物たちの間に隠された「嘘」が次々と明らかになっていきます。
2話
楓は、純が黙って外出したことが気になっていました。
一方、純はケアハウスにいる母を訪ね、彼女が自分を亡き弟・涼介として扱っていることに複雑な表情を見せます。
楓の母・鈴子は、楓の勤め先を買収し、楓を自分の管理下に置こうとします。さらに、
鈴子は純の素性を探るために動き出し、純もまた鈴子について調べ始めます。
純の本名は「一ノ瀬純」なのか「涼介」なのか、彼が過去に何を抱えているのかが謎を深めまる中、鈴子の誕生日会への招待が届きます。
純は楓に「行こう」と提案し、二人は再び幾島家に行くのでした。
3話
楓と純は鈴子の誕生日会に招かれます。
会の途中、鈴子に差出人不明のプレゼントが届き、中にはカビの生えたローストポークが入っていました。
これは3年前の集団食中毒をほのめかすもので、楓は事件の真相を追及し始めます。
一方、純は屋敷内で吸入器を受け取り、それが失踪した弟・涼介のものだと気付きます。
さらに、3年前の食中毒事件の不審者が被っていた帽子と同じものが純の店にあったことから、葉山と鈴子は純を疑い始めます。
誕生日会後、鈴子は突然倒れ、楓は医師の篠田から肝臓がんの末期で余命2か月と告げられます。
しかし篠田から告げられた内容に楓は驚きを隠せません。
鈴子が倒れた原因は薬物中毒の可能性があり、事件の背後に何者かの企みがあることがほのめかされるのでした。
4話
病院から戻った楓は順に、屋敷を出発するときに忘れ物と言って戻った理由を尋ねます。
純は、本当に忘れ物をしたと言い、楓はそれを信じようとします。
楓といとこの真琴は、3年前の食中毒事件にまきこまれた関係者の家を周り、亡くなった精肉店の中西の家も訪ねます。
そこで中西の母から、医師の篠田が亡くなった中西の妻であったことを知るのです。
そして篠田も、週刊誌の記者をつかって独自に幾島家の周辺を調べているのでした。
一方、純は母を訪ね弟の涼介のことを聞き出そうとしますが、上手くいきません。
その様子を見ていた看護師が誰かに自分の様子を連絡する場面を目撃します。
純の施設での様子をうかがっていたのは、鈴子の秘書・葉山でした。
家に帰った楓は、純に本当のことを話してほしいと詰め寄りますが、純ははぐらかし、楓は家を出るのでした。
5話
家を出た楓は実家に戻りますが、純からの連絡はありません。
一方、篠田は鈴子の妹・孝子から意味深な発言を受け、楓と真琴に鈴子に近づいた本当の理由を明かします。
その後、孝子は鈴子の書斎に純がいたことを二人に知らせ、真琴は純を訪ねて楓を苦しめないよう頼みます。
純は母に3年前のブランフォレスト集団食中毒について問いただし、犯人が母親だと知るのでした。
篠田は純に涼介のDNA鑑定結果を示し、鈴子の家で入手した吸入器は涼介のもので間違いないことを確信します。
そして純は楓に母の罪を告白し、別れを告げるのでした。
6話
純は、施設からいなくなった母を探し出し、彼女が涼介の居場所を知るために葉山に会おうとしていたことを知ります。
その後、純は母を警察へ連れて行き、集団食中毒事件の罪を自首させます。
一方、楓は篠田から純の母が事件に関与していた可能性を聞かされ、動揺します。
篠田は事件当時ホテルにいた従業員リストを純に見せ、関係者の中に鈴子の誕生日会に出席していた葉山や真琴がいたことが判明します。
楓はブランフォレストの収支データを調べ、税理士・間宮の横領を発見しますが、間宮もブランフォレストの不正を握っており、楓を脅します。
その頃、孝子が鈴子の容態に関して意味深な発言をし、篠田は孝子から発言の真意について尋ねます。
純が篠田と会う約束をしていた矢先、篠田が道端で倒れているのを発見し、そこにはなぜか楓も現れるのでした。
7話
純と楓は、刺されて倒れていた篠田を発見し、警察の事情聴取を受けます。
その後、楓はブランフォレストの裏帳簿から26年前の多額の使途不明金を発見し、それが純の弟・涼介の失踪と関係しているのではと推測します。
純は篠田の最後の言葉が「水原孝子」だったことを知り、高岸に「水原わかな」の調査を依頼。
さらに、純は楓に、自身の母が3年前の集団食中毒を引き起こした理由を打ち明けます。
楓と純は孝子を問い詰め、楓の本名が「水原和歌奈」であり、孝子が鈴子に楓を引き取らせた過去を明らかにします。
また、孝子が鈴子に薬物を飲ませ脅迫状を送っていたこと、篠田を口封じのために刺したことも自白。
孝子は自首を決意します。
一方、純は花壇を掘り、涼介の遺体を発見。
葉山は26年前、涼介を車ではね、事故を隠すために遺体を花壇に埋めたことを告白し、警察に連行されます。
楓は真琴に疑念を抱き、呼び出しますが、真琴も「話したいことがある」と意味深に語るのでした。
【フォレスト】ドラマのキャストまとめ
ドラマ『フォレスト』のキャスト一覧がコチラ▼
幾島楓(いくしまかえで) / 比嘉愛未(ひがまなみ)
主人公の幾島楓を演じるのは、比嘉愛未さんです。
純の恋人で、フラワーギフト会社に勤める女性です。
実は有名なホテルグループ「ブランフォレスト」を経営する社長・幾島鈴子の一人娘ですが、純には「家族はいない」と嘘をついています。
鈴子とは昔から折り合いが悪く、3年前に家を飛び出して以来、絶縁状態が続いています。
この環境から逃れるため、家族について語ることを避けてきました。
しかし、ある出来事をきっかけに隠していた事実が純に知られてしまいます。
その瞬間、楓は隠し続けた思いと向き合うことを迫られ、二人の関係が大きく揺れ動いていくことになります。
一ノ瀬純(いちのせじゅん) / 岩田剛典(いわたたかのり)
もう一人の主人公・一ノ瀬純を演じるのは、岩田剛典さんです。
楓の恋人であり、小林ランドリーの店主を務める人物です。
以前はオーナーだった小林から店を引き継ぎ、現在は一人で経営を切り盛りしています。
楓とは2年前に出会い、交際を経て1年前から同棲を始めました。
穏やかで優しい性格の持ち主で、楓を大切にしながら幸せな日々を過ごしています。
しかし、その心の奥には、二人の将来について密かに考えていることがある様子です。
それが何なのか、楓にはまだ明かしていないようで、その思いが今後の二人の関係にどう影響を与えるのか気になるところです。
水原真琴(みずはらまこと) / ファーストサマーウイカ
楓のいとこ・水原真琴を演じるのは、ファーストサマーウイカさんです。
楓のいとこで、幼少期から楓を見守り続けてきた存在です。
楓の気持ちや考えを深く理解し、良き相談相手として支えています。
現在は鈴子が経営するホテルグループ「ブランフォレスト」で働いており、職場では真面目で誠実な姿勢が評価されています。
しかし、母である孝子が鈴子から冷たい扱いを受けている状況を目の当たりにし、そのたびに胸の中で複雑な感情を抱いています。
槙野俊太郎(まきのしゅんたろう) / 中川大輔(なかがわだいすけ)
楓の同僚・槙野俊太郎を演じるのは、中川大輔さんです。
楓が勤務するフラワーギフト会社で一緒に働く同僚という役どころです。
楓よりも年齢は若いものの、職場では先輩にあたる存在で、仕事では的確な指示を出し、経験に基づいたアドバイスをするなど、職場での信頼を得ています。
明るくフレンドリーな性格で、楓をサポートしつつ指導する一面も。
同僚として楓との関係を築きながら、職場でのチームワークにも積極的に貢献しています。
篠田塔子(しのだとうこ) / 水野美紀(みずのみき)
楓の母・鈴子の主治医である篠田塔子を演じるのは、水野美紀さんです。
楓の母である鈴子の専属医を務めている人物です。
約2年半前から幾島家に足を運ぶようになり、家族とも深く関わるようになりました。
鈴子の健康管理を第一に考え、どんな小さな異変も見逃さないよう細心の注意を払っています。
葉山修(はやまおさむ)/ 堀部圭亮(ほりべけいすけ)
楓の母・鈴子の秘書である葉山修を演じるのは、堀部圭亮さんです。
鈴子の秘書を務めるとともに、ホテルグループ「ブランフォレスト」の役員としても活動しています。
仕事では鈴子を支えることを最優先に考え、彼女に対して揺るぎない忠誠心を持っています。
日々の業務においては、細部にまで目を配り、鈴子の意向を的確に理解して行動することで、彼女の信頼を得ています。
また、役員として会社の運営にも携わり、経営の重要な意思決定にも深く関与している人物です。
幾島鈴子(いくしますずこ)/ 松田美由紀(まつだみゆき)
楓の母・幾島鈴子を演じるのは松田美由紀さんです。
鈴子はホテルグループ「ブランフォレスト」を一代で築き上げたカリスマ経営者です。
冷徹な性格で、常に会社を最優先に考える人物ですが、一人娘の楓に対しては並々ならぬ執着を見せます。
娘から縁を切られるくらいの冷徹さのある人物をどのように演じるのか、松田さんの演技力に注目ですね。
【フォレスト】ドラマの制作陣まとめ
ドラマ「フォレスト」は、数々の話題作を手がけてきた実力派クリエイターたちによる作品です。
脚本を担当するのは、山岡潤平さんです。
山岡さんは、緻密な心理描写とサスペンス性の高いストーリー構成が得意で、これまでに「夜の声」や「儚き約束」など、視聴者の心に残る名作を数多く生み出してきました。
今作では、人間関係の裏に潜む秘密や葛藤を描き、登場人物たちの濃密なドラマを紡ぎます。
原案を手がけるのは龍居由佳里さんです。
龍居さんは、名作映画「白い影」や「最後の約束」の脚本で知られ、その重厚なテーマ性とエモーショナルなストーリーで多くのファンを魅了してきました。
原案として「フォレスト」の物語全体の骨格を作り上げ、その奥深いテーマを支えています。
演出には、高橋朋広さん、松嵜由衣さん、日暮謙さんという実力派の三人が集結しました。
高橋さんは「静寂の風景」や「帰らぬ日々」で知られ、繊細で映像美にあふれる演出が評価されています。
松嵜由衣さんは、女性キャラクターの感情を鮮やかに描く手腕に定評があり、「青空の彼方へ」で高い評価を得ました。
日暮謙さんは、緊迫感とスピード感のある演出が得意で、「螺旋の夜」でその実力を発揮しました。
彼らが手を取り合い作り上げる「フォレスト」は、視聴者の予想を超える緊張感と感動に満ちた物語になることでしょう。
まとめ
ドラマ『フォレスト』の1話では、恋人同士である楓と純の日常が描かれる一方、二人が刃物を挟んで対峙する不穏なシーンが登場しました。
楓は純や職場で嘘をつき、家族と絶縁状態である過去を隠しています。
一方、純も謎めいた行動や隠し事が多く、彼の過去にはかつて楓の母・鈴子が関わっていた「ブランフォレストパーク」計画が絡んでいる可能性が示唆されます。
また、楓の母・鈴子は嘘と策略で周囲を支配し、楓に次期社長就任を命じますが、メッセージカードの「お前たちのしたことはわかっている」という一文が、過去の不正を暴かれるのかという伏線として登場しました。
主要登場人物がそれぞれ「嘘」を抱える中、物語は過去と現在の交錯を通じて進行する展開が期待されます!