『グラスハート』の最終回の結末はどうなるのか、テン・ブランクは解散するどうかについてまとめました。
小説シリーズが全5巻で構成されている『グラスハート』ですが、最終回はどのような結末を迎えるのでしょうか?
藤谷直季を中心に結成されたロックバンド「テン・ブランク」の行方も気になるところです。
『グラスハート』の最終回で迎える結末のネタバレや、テンブランクは解散するのかどうかについて詳しく解説していきます。
【この記事でわかること】
『グラスハート』最終回ネタバレ結末
小説『グラスハート』シリーズの最終回では、藤谷直季が西条朱音への想いを胸に、バンド活動と音楽プロデュースの道を進む姿が描かれます。
活動休止に追い込まれるテン・ブランク
藤谷は朱音をモチーフにした楽曲を作りますが、朱音は同じバンド「テン・ブランク」の坂本一至と交際中であり、藤谷の告白を拒絶し、バンドの和を乱すとして怒ります。

「ラプンツェル脱獄」は朱音のことを思って作った曲。打ち明けられた朱音もびっくりしちゃいましたよね、まさか自分のことだなんて。
朱音は無事に大学に進学し、坂本との関係を続ける一方、藤谷はテン・ブランクの活動と並行してアーティスト・櫻井ユキノへの楽曲提供やプロデュース。
しかし、テンブランクのツアー中に櫻井ユキノのわがままが原因で、藤谷はバンドメンバーと対立してしまいます。
最終的に櫻井はテン・ブランクの音源に自分の歌声を重ねてネットに拡散、櫻井ユキノのバックバンド扱いを受けてしまったことを機に、テン・ブランクは活動休止に追い込まれることに。
活動休止したテン・ブランクのその後
活動休止中、各メンバーはそれぞれの道を歩みます。
高岡尚は他バンドのサポートメンバーとして活躍し、朱音はインディーズでアルバムを制作。
そのアルバムには坂本一至と元オーヴァークロームの真崎桐哉が関わります。

いやいやな風を見せながら、朱音ちゃんに協力しちゃう真崎桐哉。もうちょっと素直になってもいいのに、って思いますよね。
アルバム制作の最中、20歳の誕生日を迎えた坂本一至は朱音に将来の結婚を申し込み、朱音もこれを受け入れます。
藤谷は朱音のアルバム制作にピアノで参加し、その中の楽曲「海と黄金」を通じてテン・ブランクの活動再開を決意します。
坂本がテン・ブランク用にアレンジした「海と黄金」は、ライブで披露され、バンドは再び活動を再開し成功への道を歩み始めるのでした。
『グラスハート』最終回でテン・ブランクは解散する?
テン・ブランクは解散せず活動を続けますが、一時期、存続の危機を迎えます。
小説『グラスハート』シリーズの最終巻『イデアマスター』では、多くのファンが気になっていたバンド「テン・ブランク」の行方が描かれています。

テン・ブランク解散危機の原因を作った櫻井ユキノ
藤谷直季の櫻井ユキノとのトラブルにより、テン・ブランクは一時的に活動を休止することになります。
櫻井ユキノの嫌がらせで、藤谷はバンドメンバーとの関係もギクシャクしてしまいます。
櫻井ユキノがテン・ブランクをバックバンド扱いをするような、悪意のある音源をネットに拡散させたのがテン・ブランクの活動休止のきかっけでした。

音源を管理しきれなかった藤谷直季にも責任がないとは言えない展開に。藤谷も自分のせいでテン・ブランクが危うくなるのが本当につらそうでしたよね。
しかし、テン・ブランクは解散することなく、それぞれのメンバーが自分の道を模索しながら成長していきます。
個人活動で成長し再結集するテン・ブランクのメンバー
高岡尚は他バンドでのサポート活動を通じて新たな経験を積み、西条朱音はインディーズでアルバム制作を進めます。
その過程で、藤谷直季は朱音のアルバム制作にピアノとして参加し、再びバンド活動を再開することへのきっかけをつかむのです。
特に、藤谷が参加した楽曲「海と黄金」がテン・ブランクの再始動のターニングポイントとなりました。
この楽曲を通じて、メンバー間の絆が再確認され、バンドは再び一つになります。

一時はどうなることかと思ったけれど、テン・ブランクが息を吹き返したのが見ていて本当に嬉しかったです。
坂本一至が「海と黄金」をテン・ブランク用にアレンジし、ライブで披露することで、バンドは新たなスタートを切ります。
最終的に、テン・ブランクは解散せず、再び音楽の道を歩み始めます。
メンバーたちは個々の経験を通じて成長し、それぞれの想いを胸に、バンドとして再び一丸となります。
『グラスハート』Netflixドラマと原作小説の結末の違いは?
Netflixドラマ『グラスハート』は、原作小説の途中までドラマ化すると考えられます。
Netflixではどのエピソードをドラマ化する?
というのも、最終巻『イデアマスター』まで忠実に映像化するとなると、かなりの長編ドラマになると予想されるからです。
Netflixの日本のオリジナルドラマを見てみると
- 阿修羅のごとく 全7話
- さよならのつづき 全8話
- 地面師たち 全7話
- 極悪女王 全5話
と、7話から8話構成のドラマが多いので、グラスハートシリーズ全巻をドラマ化するというのは難しそうです。
シリーズ全巻の中でもエピソードを抽出して、
- テン・ブランク結成までの道のり
- 結成から初ライブ
- 初めてのテレビ出演
- 初めてのツアーライブ
に絞ってストーリー構成してくる可能性が高いですね。
Netflix版の『グラスハート』の結末はどうなる?
なので、Netflixドラマ版のグラスハートでは、ツアーライブ成功というところまで描いて物語は終了すると考えられます。
テン・ブランクとオーヴァークロームのほかに、藤谷直季がプロデュースするアーティスト櫻井ユキノや日野ヒビキまで出演させるとなると話にまとまりが出て収拾がつかなくなりそうですよね。
なので、Netflixドラマ版のグラスハートは、テン・ブランクのストーリーに焦点をあてて、シリーズの中でもテン・ブランクがメインとなるエピソードを中心に構成してくるでしょう。
まとめ
『グラスハート』に登場するロックバンド「テン・ブランク」は。一時活動休止に追い込まれるものの、最終的には解散せず再始動します。
櫻井ユキノとのトラブルにより藤谷直季とメンバー間に亀裂が生じましたが、それぞれが自分の道を模索することで成長を遂げます。
特に藤谷が西条朱音のアルバム制作に関わり、楽曲「海と黄金」を制作したのをきっかけに再びバンド活動を再開させます。
坂本一至が「海と黄金」をテン・ブランク用にアレンジし、ライブで披露することでバンドは再始動。
メンバーは個々の経験を経て絆を深め、再び一丸となって音楽活動を続けることになります。
このように、『グラスハート』は音楽と友情をテーマに、メンバーの成長と再生を描いた感動的な結末となっています。