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『地獄の果てまで連れて行く』考察と最終回ネタバレ!結末はどうなる?

『地獄の果てまで連れて行く』考察と最終回ネタバレ!結末はどうなる? 2025冬ドラマ
『地獄の果てまで連れて行く』考察と最終回ネタバレ!結末はどうなる?

ドラマ『地獄の果てまで連れて行く』の考察と、最終回ネタバレで結末をまとめました。

第8話のラストは麗奈が逃走し、これからどんな展開になるのか気になるドラマ『地獄の果てまで連れて行く』

麗奈の正体を知った誠はこれからどうするのか、紗智子と樹利亜に麗奈の魔の手が伸びるのか、展開が気になりますよね。

そんなドラマ『地獄の果てまで連れて行く』の考察と、最終回ネタバレ結末をご紹介します。

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『地獄の果てまで連れて行く』1話ネタバレ考察

ドラマ『地獄の果てまで連れて行く』1話のあらすじと考察がコチラ▼

橘紗智子として人生を生きる坂東幸和子

「橘紗智子」のプロフィールを確認するようにつぶやきながら歩く紗智子。

本当の名は「坂東幸和子」ですが、高校生の頃に起こったある出来事により、今は顔を変え名前を変えて生きています。

そんな紗智子のスマホに「コミ」という相手から「油断しちゃだめだよ。あいつは本物の化け物だから。」というメッセージが送られてきます。

コミは一体何者?

スマホのメッセンジャーアプリに表示された「コミ」とは一体誰なのでしょうか?

そして紗智子がこれから訪ねる相手・花井麗奈について「本物の化け物」と紗智子に注意を促します。

どうやら因縁の相手の家に向かう紗智子の協力者のようですが、一体どういう関係なのかはまだはっきりしません。

この後の展開で、紗智子は誰かと連絡をとり麗奈に関する情報提供を受けているところから、「コミ」は紗智子の協力者と言ってもいいでしょう。

そんなコミから発せられた「化け物」の言葉に、紗智子は過去の出来事がフラッシュバックします。

そして意を決したように、ある家に向かうのでした。

その家に入る前、紗智子は鏡で首元を確認し、出迎えた花井麗奈と共に家の中に入るのでした。

紗智子はなぜ首元を確認した?

紗智子はかつてある人物によって重傷を負わされた過去があります。

その時に負ったやけどのあとを確認していたのではないでしょうか。

というのも、これから行く先は紗智子の因縁の相手・花井麗奈です。

紗智子に重傷を負わせた張本人の麗奈の家に、過去の自分とは別人になりすまし訪ねようというところです。

少しでも橘紗智子が「坂東幸和子」であることに気づかれてはいけない、という警戒心から首者を確認したのかもしれませんね。

紗智子は麗奈の家でベビーシッターの面接を受ける

花井麗奈は、人気のインフルエンサーであり、ピアニストでもあります。

そんな麗奈の家にベビーシッターの面接に訪れた紗智子は、面接でシッター歴の短さを指摘されますが、ベビーシッターのための資格を各種持っていることをアピールします。

ですがその態度に麗奈は「必死さというか、熱意が少し…異常?!」と言われてしまいます。

麗奈は「自分の勘違い」と笑いとばしますが、紗智子は内心、大きく動揺するのでした。

そんな時、泣き出した麗奈の子を抱っこさせてくれと紗智子は麗奈に言います。

麗奈に抱っこを断られた紗智子は、リビングに飾られた写真の中から、高校の頃の麗奈の写真を見つけ釘づけになります。

写真をきっかけに高校時代に通ったパン屋の話で盛り上がった二人、高校時代のほかの写真を取り出した麗奈は、ある一枚の写真をゴミ箱に捨てます。

そこに映っていたのは、高校時代の紗智子、名前を変える前の自分、坂東幸和子(ばんどう さわこ)でした

気分を変えようとするかのように、ブラームスのレコードをかける麗奈。

高校であった過去の凄惨な事件について話題を振った紗智子に、「そんなことありましたっけ?」と笑顔で麗奈は返事をします。

何もなかったかのように笑う麗奈がきっかけで、紗智子の脳裏につらい過去がフラッシュバックします。

紗智子が体験した壮絶な過去

紗智子は思い出します。

父が亡くなったときのこと、父へのいわれのない罪の疑い、それがもとで受けた同級生からの嫌がらせ、麗奈の父と幸和子の父に交流があったこと、麗奈に救われた日々。

同級生から執拗に嫌がらせを受ける中、麗奈のほかにもう一人、影ながら幸和子の味方をしてくれる人がいました。

それが花井誠でした。

ですが、麗奈は誠と幸和子の仲が近づくのを嫌がり、わざと二人を引き離すような行動にでます。

「本気で人を好きなるとか無理なんです、誠には」と言い、幸和子を心配している風を装い、幸和子と誠の仲を引き裂きます。

そしてついに麗奈は凶行に及びます。

麗奈に呼び出され向かったピアノ教室で、麗奈はハサミを持って幸和子を待ち構えていました。

麗奈の足元には、ピアノ教室の先生が倒れています。

そして、麗奈は手にしたハサミを幸和子に突き立てるという凶行に及ぶのでした。

笑いながら凶行に及ぶ麗奈は「あなたたち親子って、むかつくぐらいホントそっくり。人の邪魔するところが」と幸和子に向かって言い放つのでした。

麗奈はさらに幸和子を傷つけ、自分のハサミを倒れた幸和子に握らせ、火を放ちその場を後にしたのです。

麗奈のベビーシッターに採用された紗智子

麗奈の笑顔に、麗奈から受けた古傷がうずく紗智子。

麗奈も何かを感じているようで、紗智子のベビーシッター採用を見送ると断られそうになります。

ですが、ここで何度となく泣く子どもの様子から離乳食によるアレルギーの疑いを伝え、専門病院にすぐに受診できるように紗智子は麗奈を手助けすることに。

これにより、一転して紗智子は麗奈のベビーシッターとして採用されることとなったのです。

麗奈の家から自分の家に戻った紗智子。

そこは、壁一面に父が亡くなった事件に関する新聞記事や麗奈の映像で埋め尽くされています。

紗智子はスマホでベビーシッターとして採用されたことを誰かに連絡するのでした。

紗智子の協力者は一人?それとも複数人?

紗智子が連絡した相手は、紗智子の復讐に協力してくれる協力者であることは間違いなさそうです。

ですが、この電話の相手がドラマ冒頭で出てきたメッセージの送信者「コミ」なのか、それともまた別の人物なのかは不明です。

麗奈の狂気ぶりを考えると、麗奈から被害を受けた複数の人間が紗智子に協力している可能性も考えられます。

電話は音声が変えられていて、誰の声なのかは特定できないようになっていますよね。

「コミ」と話しているのか、それともまた別の誰かなのかがはっきりとしません。

その点からも、紗智子への協力者は一人とは限らない、毎回別の誰かと電話で話して情報を得ているのかもしれませんね。

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『地獄の果てまで連れて行く』2話ネタバレ考察

ドラマ『地獄の果てまで連れていく』2話のあらすじと考察がコチラ▼

紗智子の協力者から情報が入る

紗智子の協力者から「送ったの見た?」と連絡が入ります。

紗智子の父が亡くなった日、そしてピアノ教室の先生が亡くなった日、どちらも大学教授をしている麗奈の父・黒川稔のゼミが休講になっていることが協力者から伝えられます。

そして、ここ数年で麗奈の周辺で不審な亡くなり方をする事件が相次いでいることも伝えられ、気を抜くなと協力者は紗智子に念押しするのでした。

麗奈の新たなターゲットが生まれる

紗智子に子どもを預け仕事に向かった麗奈ですが、仕事先ではインフルエンサー仲間のことを内心うっとおしく思いつつも、笑顔で接しています。

インフルエンサー仲間とライブ配信をする間も、仲間の優子が発売したプロデュース腕時計をはめさせられ、内心よく思っていません。

そしてプロデュース時計は、麗奈の得意先とひそかに話を進めた結果のものでした。

麗奈に断りなく麗奈の縁を利用した形での発売となっていたのです。

怒っているかと優子に聞かれ「ぜーんぜん」と笑顔で答える麗奈ですが、その指先はピアノを奏でるようにトントンと動いていたのでした。

奏でるように指が動くのは麗奈の凶行の前触れ?

麗奈の指先がピアノを奏でるようにトントンと動く描写のあと、必ず誰かが犠牲になります。

1話では麗奈がトントンと指を動かす描写の後、坂東幸和子が麗奈の凶行の被害にあいました。

そして2話では、麗奈に不義理な行動をとった優子とのやり取りのあとに、麗奈が指先をトントンと動かす描写が出てきました。

ドラマ後半ではまたしても麗奈が凶行に及ぶことからも、麗奈の指が動く描写は凶行の前触れとして描かれているのかもしれませんね。

父の事件に関する手がかりを探す紗智子

一方、紗智子は麗奈の父・稔が使っていた部屋を家探ししています。

紗智子の父の事件の手がかりになるものがないか、調べていたのです。

そこに背後から「どちら様ですか」と紗智子は声をかけられます。

背後に立っていたのは、麗奈の父・稔でした。

育児用品を探していたと何とか家探しの理由を取り繕った紗智子ですが、稔は紗智子のことを警戒しています。

稔は麗奈に紗智子を信用するなと忠告をしますが、「そんなに心配する必要あるかな」と麗奈は一蹴するのでした。

そして都合が悪くなれば、切ればいいじゃん」と笑顔で意味深なことを言います。

稔の心配をよそに麗奈は「お願いがある」と父・稔に何かお願い事をするのでした。

あくる日、紗智子が麗奈の家に行くと、室内に監視カメラの設置を進めているところでした。

あくまで事前のトラブル防止で安全対策という麗奈ですが、麗奈にも何か考えがあるようです。

家に帰った紗智子は協力者と連絡をとります。

稔が相当警戒していること、麗奈の家にある稔の部屋からは犯罪心理学や社会学関連の資料しかなかったと、紗智子の父の事件につながる手がかりはなかったことを伝えます。

優子を相手に凶行に及ぶ麗奈

その頃、麗奈の縁をつかい自分のプロデュース時計を発売したインフルエンサーの優子は、夜道を一人で歩いているところを後ろから車に追突されます。

優子に追突した車の運転席には、麗奈が座っていたのでした。

翌日、優子が病院に搬送されたことを電話で伝えられた麗奈は、優子が亡くならなかったことを残念がるのでした。

優子の命が助かったことを、父・稔の前で平然と残念がる麗奈。

そんな麗奈の発言を聞いても、稔は何も言いません。

そして「車、ありがとね」と麗奈は言い、稔に車のカギを渡すのでした。

父親の稔は麗奈の協力者

稔の勤める大学へやってきた紗智子は、清掃員のポケットからこっそり鍵を拝借し、稔が使う教授室に侵入します。

稔の講義中の留守を狙って、父の事件に関する手がかりはないかを調べに来たのです。

教授室内を家探しする紗智子は、一つだけ鍵のかかったキャビネットがあることに気が付きます。

カギを探しますがたくさんのカギがあり、どのカギかを特定するには時間がかかりすぎます。

キャビネットを壊した紗智子は、中から麗奈の精神鑑定結果や脳の画像、研究日誌と書かれた冊子を見つけます。

研究日誌を開いた紗智子は、麗奈のこれまでの数々の凶行が記されていることに目を疑います。

そこに講義が終わった稔が運悪く教授室に戻ってきてしまいます。

稔の意識を奪いとある場所へ連れ出した紗智子は、稔に自分の正体が坂東幸和子であることを明かすのです。

そして、紗智子の父の事件は麗奈が引き起こしたものであることを、稔の口から引き出したのです。

紗智子の父の事件の真犯人である麗奈の犯行を手伝ったことも、稔は明かしました。

麗奈の行動の理由がわからない父・稔

麗奈の動機を紗智子は稔に尋ねますが、稔は自分が知りたいくらいだと全くわからないと言います。

稔自身も、娘の麗奈の異常さを何とか変えようと手をつくしてきたが、すべて上手くいかなかったことを告白します。

そして自分も限界だったとい、自分のことを始末してくれと稔は紗智子に言うです。

それに対し、紗智子は今までどれだけつらい思いをしてきたか、父を亡くし、親友と思っていた麗奈に裏切られ、命を奪われかけた上に母は自ら旅立っていってしまったという、自分の身にふりかかった悲惨すぎる出来事を稔に話し怒りをぶつけます。

坂東幸和子だったころの紗智子は、麗奈によって負わされた傷とやけどの治療のために入院していた病院から脱走し、自ら命を絶ったと偽装することに成功。

整形し戸籍を買い、別人になりすまし今日まできたとつらい道のりを話すのでした。

父親が亡くなった真相と冤罪の証拠をつかんだ紗智子

稔の自白を録音し、父の事件は麗奈によるもので冤罪だったという証拠をつかんだ紗智子。

ですが、紗智子はすぐには警察に行かず、ここから自分の麗奈への復讐がはじまると決意をあらたにします。

紗智子の麗奈への復讐は、麗奈の一番大事なものを壊すこと、麗奈の子どもを復讐のターゲットにすることでした、

別の日、紗智子がシッター業を終え帰る矢先、玄関先で麗奈の夫・誠と出会います。

あいさつを交わしすぐにその場を立ち去ろうとする紗智子に誠は「僕たち、どこかで会ったことありませんか?」と声をかけるのでした。

紗智子は誠に「坂東幸和子」であることに気づかれる?

誠は何をもってして紗智子に「どこかであったことありませんか?」と聞いたのでしょうか。

記憶にない、ただの勘と言ってしまえばそれまでですが、誠は敏感なタイプなのかもしれません。

誠の人物設定ではお客さんの好みをしっかり把握して花を売るフラワーショップの経営者なので、人の機微を繊細に感じ取るのかもしれませんね。

紗智子と同じ学校に通っていた誠は、紗智子が明かすよりも前に、紗智子が「坂東幸和子」であることに気づかかも知れません。

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『地獄の果てまで連れて行く』3話ネタバレ考察

ドラマ『地獄の果てまで連れていく』3話のあらすじと考察がコチラ▼

麗奈の家族団らんの風景に自身の過去を重ねる紗智子

麗奈に誘われ、花井家で夕食を共にすることになった紗智子。

麗奈の家族団らんの風景に、過去の自分の家族の団らんの風景を重ね胸中に苦しみが広がります。

帰り道の公園で食事を吐き出した紗智子は、やって来た麗奈の父・稔からUSBを受け取るのでした。

そのUSBには、過去の紗智子・坂東幸和子の父を傷つけた時の麗奈の供述が、映像で残されていたのです。

普通がわからない麗奈はパーソナリティ障害?

紗智子の父を傷つけ命を奪ったときのことを父・稔に話す麗奈。

「罪の意識はなかったのか」と父・稔に問われた麗奈は、「普通は?どう感じるの?」と父に逆に問いかけるのでした。

こうしてみると、麗奈は反社会性パーソナリティ障害の疑いがありますね。

ここまで良心の呵責や罪の意識が欠如していると、生まれながらに障害を負っているのかもしれません。

反社会性パーソナリティ障害の治療は困難、と一般的には言われているので、犯罪心理学を専門とする大学教授の父・稔をもってしても、麗奈の行動を変えることはできなかったのは皮肉とも言えますね。

協力者「コミ」と計画をねる紗智子

「愛する人を守れなかった罪悪感と絶望を味合わせる」と麗奈への復讐心をあらためて強めた紗智子。

麗奈の仕事のスケジュールに合わせて、コミとSNSで炎上騒ぎを起こそうと実行に移します

翌日、コミから「拡散完了」というメッセージが送られ、ついにその時と、麗奈への復讐のため麗奈の子・こころを亡きものにしようと行動に出る紗智子。

ですが、監視カメラで子どもの様子が見れないことを不審に思った麗奈からの電話で、紗智子の行動は阻止されてしまいます。

麗奈のSNS炎上騒ぎはいつから計画していた?

麗奈がアンバサダーをつとめる化粧品について、麗奈が過去に「わたしは絶対に使わないけど」とマネージャーと話している動画が拡散されます。

ステマ疑惑とSNSが大炎上し、契約先との訴訟問題にも発展します。

動画は半年前に撮られたものでした。

麗奈のマネージャーはインフルエンサー仲間を疑いますが、実際には紗智子とコミが協力して手に入れた動画だったのです。

麗奈たちインフルエンサーが出入りするカフェで紗智子が働き、隠しカメラを仕込んでいたのです。

ということは、紗智子とコミは一体いつから麗奈への復讐を計画していたのでしょうか?

麗奈が出入りする場所を調べ、そこに潜入し情報を集めていた、少しずつ麗奈の外堀を埋めるように近づいてったとも言えますね。

もしかしたら1年以上前から、紗智子とコミは虎視眈々と麗奈をおとしめるための材料を集めていたのかもしれませんね。

炎上と訴訟騒ぎが起きているいまこそ計画を実行する時と、コミは紗智子に「やれる?」と言うのでした。

監視カメラを邪魔に思う紗智子に、コミは麗奈の家の監視カメラのハッキング方法を紗智子に教えるのでした。

麗奈の指が再び旋律を奏でるようにトントンと動く

SNSの炎上騒ぎで、インフルエンサー仲間に疑惑を向ける麗奈ですが、誰が犯人なのか確信がもてません。

もやもやとした気持ちを晴らすため、麗奈はまたしても凶行に及びます。

今回のターゲットは、アンバサダーをつとめた化粧品の撮影先の公園で見かけた、赤の他人。

公園で空き缶集めをしていた人を、背後から襲いかかり亡き者にします。

「すっきりした」と晴れ晴れとした笑顔を見せる麗奈だったのでした。

SNSの炎上騒ぎを上手くおさめる麗奈

炎上騒ぎを受けてライブ配信で謝罪動画を配信した麗奈。

この謝罪が功を奏し、麗奈の炎上騒ぎはおさまることとなり、訴訟問題も解決します。

ライブ配信が終わった後、炎上動画が撮影された時の状況を思い出した麗奈は、カフェで不審な動きをした店員のことを思い出します。

化粧品のアンバサダー契約も続行となり、打ち合わせ中に家の監視カメラを確認する麗奈。

そこには子どもをあやす紗智子の姿が映っていましたが、それはニセの映像だったのです。

麗奈への復讐を実行しようとする紗智子

麗奈への復讐のため、子どもを手に欠けようと風呂場にやってきた紗智子

「ごめんね。わたしのこと、絶対に許さないでね。」

そう子どもに言いますが、泣き続ける子どもを前に、決心が揺らぎ復讐を実行に移せません。

復讐を実行できず泣く紗智子と、子どもの泣き声が、風呂場にこだまするのでした。

麗奈が子どもを前に怒りをあらわにする

家に帰った麗奈は、泣き続ける自分の子に向かって「うるさい!」と怒りをあらわにし、包丁を持って歩み寄ります。

麗奈の家に残っていた紗智子は、監視カメラの映像で子どもの危険を察し、麗奈と子どものいるリビングへ急いで向かうのでした。

麗奈は子どもも邪魔になった?

麗奈は自分の思い通りにならないことへの耐性がかなり低いようです。

ストレスを感じるとそれを解消せずにはいられない、そのストレス解消が他人への凶行という形であらわれるようですね。

そして、ついにそのストレスが自分の子・こころにまで向かうようになります。

紗智子が子どもの危険を察しリビングに走って向かいましたが、麗奈の凶行を止めることはできるのか、続きが気になりますね。

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『地獄の果てまで連れて行く』4話ネタバレ考察

ドラマ『地獄の果てまで連れていく』4話のあらすじと考察がコチラ▼

麗奈の子どもを消すことをやめにする紗智子とコミ

麗奈が自分の子どもに全く愛情がないことがわかった紗智子。

協力者コミと電話で話し、子どもを消すという作戦をいったん中止することに。

紗智子は思い返します、自分が世間から身を隠している中、クラシック界で活躍していく麗奈の姿を。

一度は自分の命を投げ出そうとしたことを。

新たな麗奈の弱点を探ろうと決めます。

そこで、コミが紗智子に疑問を呈します。

なぜ麗奈が今まで自分の子どもを手にかけずに生かしていたかを。

そして、今は紗智子がいるので、紗智子に罪を着せて子どもを消す可能性があることを。

紗智子により一層、警戒するよう言うコミなのでした。

協力者コミも麗奈の犠牲者?

「私たちの最終目標は、あいつの罪を世の中に知らしてて償わすこと」

「私たちが味わった以上の地獄を見せつけること」

と紗智子とコミが話をします。

「私たち」ということは、コミも麗奈の犠牲者ということになります。

コミの正体は一体、誰なのでしょうか?

もしかしたら、麗奈によって亡き者にされた記者やピアノ教師の小宮山先生の家族なのかもしれませんね。

そして、紗智子との会話で「子どもに愛情をもつのは普通のこと」といったコメントをしているところを見ると、コミも紗智子と同じく愛情あふれる家庭で育ったが家族を麗奈に奪われた、という過去がありそうですね。

子どもを消そうと動き出す麗奈

ピアノ演奏を泣き声で邪魔する子どもを「もう限界」と麗奈は床にたたきつけようとします。

その時、紗智子が訪れ、子どもの命は九死に一生を得ます。

その後も、紗智子の使っていたアイロンを利用して子どもに危害を加えようとしますが、間一髪で紗智子が現れ阻止されます。

麗奈の弱点を見つけようと動く紗智子

麗奈の留守中、家の中から麗奈の弱点を探る紗智子。

金銭的ダメージも、社会的地位の失墜も、どれも麗奈にとっては致命的なものにはなりそうにありません。

麗奈の家からの帰り道、コミと麗奈の弱点について電話で話し、夫の誠が子煩悩であることをコミに話す紗智子。

そこで紗智子は、あることに気が付くのでした。

夫の誠にしか興味のない麗奈

ある日、麗奈の子どもが初めて寝返りをうちましたが、麗奈は全く興味を示しません。

ですが、直後に帰宅した夫・誠には子どもの寝返りを嬉しそうに報告し、お祝いをしようとはしゃぎます。

ケーキやオードブルを買いに麗奈一家と紗智子は出かけますが、そこで誠とベビーカーに乗った子どもがバイクと接触事故に。

すぐさま麗奈は誠に駆け寄りますが、子どものことは全く心配していない様子を見せるのでした。

麗奈の弱点を見つけた紗智子

バイクとの接触事故で確信を持った紗智子はコミと話します。

麗奈が本当に大切なものは夫の誠で、子どもは誠からの愛情をもらうための道具にすぎないことを。

まずは誠から麗奈に別れを切り出すように促すため、麗奈の正体を誠にバラす作戦を決行しようと紗智子とコミは決めるのでした。

誠の母が亡くなった原因は何?実は誠が犯人?

誠の周辺について調べていた紗智子ですが、誠はシングルマザーの母の元で育ち、小学生の頃に母親が亡くなったとありました。

そして、母親が亡くなった原因は不明。

誠の母親が亡くなった原因に、誠が関与しているのではないでしょうか。

もしくは、麗奈と誠が共犯で犯行に及んだとうことも考えられます。

誠の母が亡くなった原因が、のちのちドラマの中で明かされていきそうです。

またしても麗奈により命が奪われる

麗奈の家でインフルエンサー仲間が集まっていた時、仲間のひとり・ともみが夫の誠と親しげに話す姿を麗奈は目撃します。

ともみに誠と話をしていた理由をたずね、花束の相談だと言われた麗奈でしたが、嫉妬心がおさまりません。

その夜、ともみからプレゼントされた観賞魚を、麗奈は残酷な方法で命を奪います。

そして、その様子を紗智子は物陰からこっそりと動画におさめていたのでした。

「@20050818-」のアカウントの意味は?

麗奈の夫・誠が見ていたと思われるSNSのアカウント名が「@20050818-」

これは一体、どういう意味があるのでしょうか?

「2005年8月18日」という意味があるのではないかと考えられますね。

現在、30歳の誠の20年前、小学生5年生の頃にあたる年月日です。

小学5年生の頃に母親を亡くしている誠、時期が重なります。

この時に一体、何があったのでしょうか。

もしかしたら、麗奈が誠の母親を手にかけた、もしくは麗奈と共犯して母親に手を下した、その日付なのかもしれません。

麗奈の行動に全く動じない夫・誠

翌日、紗智子は相談と称して誠の花屋を訪ねます。

そこで、昨夜の麗奈の行動をおさめた動画を誠に見せるのでした。

ですが、誠は意外な反応を示します。

紗智子に、ベビーシッターとして働くのをやめてくれないか、と言うのでした。

麗奈の夫・誠も麗奈と同類?

麗奈の行動を見ても、動じる様子が全くなかった誠。

それどころか、紗智子に辞めてくれと言うことろを見ると、麗奈をかばっていると考えられますね。

ということは、麗奈の正体を誠は知ったうえで一緒にいる、ということになります。

麗奈が言っていた「誠は人を好きになるとか無理」というセリフも、あながち嘘ではなさそうです。

もしかしたら、誠も麗奈と同類の可能性が出てきましたね。

そして、過去の麗奈との共犯関係によって、強固に結びついているとも考えられます。

誠に麗奈の動画を見せてしまったことで、麗奈の正体を知った紗智子が、消されてしまう危険性が出てきました。

5話でどんな展開になるのか、紗智子に麗奈の手が伸びるのか、気になりますね!

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『地獄の果てまで連れて行く』5話ネタバレ考察

花井誠が「あなたは知りすぎた」と恐ろしいセリフを言ったドラマ『地獄の果てまで連れていく』5話のあらすじと考察がコチラ▼

麗奈の凶行を知っている誠

紗智子に「彼女を知りすぎてしまいました」と言う誠。

誠は麗奈の内面は繊細で傷つきやすく、周囲から受けたストレスのせいで凶行に及ぶと思っている、と淡々と話すのでした。

麗奈の凶行にも向き合う覚悟で結婚した、巻き込むことはできないと紗智子にベビーシッターを辞めてほしいと告げるのでした。

麗奈の本性を知っていても誠が一緒にいる理由は?

誠が麗奈と一緒にいることには、20年前に亡くなった誠の母親の存在が関係していると考えられます。

麗奈の本性を知っていてもそれを受け入れる理由が、誠にはある。

もしも母親からひどい仕打ちを受けていた誠が、麗奈の凶行によって救われたのなら、麗奈を擁護する理由ができます。

そして、自分を地獄から救ってくれた麗奈を受け入れて一生生きていこうと覚悟する理由にもなりえます。

誠を説得する紗智子

花屋からの帰り道の誠と紗智子は接触します。

そして、ピアニスト志望だった自分にとって麗奈は憧れの存在だったこと、その麗奈が凶行に及ぶ姿を誰かに否定してほしかった、それで誠に相談したと紗智子は言います。

紗智子は、麗奈を支えたい、このまま働かせてほしいと誠を必死に説得するのでした。

その姿に誠も心を打たれ、辞めずに働いてほしいと紗智子に言うのでした。

「ごめんなさい」という意味が込められた15本のカモミールの花束を誠に渡し、紗智子は去っていきました。

誠の花束に何かを感じる麗奈

カモミールの花束を持って誠は帰宅します。

そして、麗奈にどうして花束を持って帰ってきたのかを問われ、店で余ったからと麗奈に嘘をつきます。

麗奈はその嘘を見抜いているかのように「なーんか変だな」とつぶやくのでした。

翌日、麗奈の誕生日のサプライズパーティの打ち合わせのため、紗智子は麗奈の子どもを連れて誠の店を訪れます。

打ち合わせが終わり変えると、家にはいないはずの麗奈の姿が。

驚く紗智子に、子どもを抱っこして「パパの匂いがする」と何か感づいたように麗奈は言うのでした。

休みの日に「仕事」と嘘をついて出かける誠

誠の店の定休日、誠は仕事だと嘘をついて家を出ます。

麗奈のサプライズパーティーの買い出しのため、店で紗智子と待ち合わせしていたのです。

何かおかしいと感じた麗奈は、天気予報で雨が降るからとわざわざ店に傘を届けに現れ、危うく紗智子とバッティングしそうになりますが、紗智子は身を隠しどうにかやりすごします。

紗智子と誠は麗奈のパーティーの準備のため、店を閉め二人で買い出しに出かけます。

束の間の楽しい時間を過ごし、坂東幸和子だったころに誠と図書委員をしていた思い出も紗智子の脳裏によみがえります。

紗智子と誠が買い物をしている間、麗奈は再び誠の店を訪れます。

そして、誠が嘘をついたことを知るのでした。

紗智子に襲いかかる麗奈

翌日、子どもが寝た時間にお茶をする麗奈と紗智子。

麗奈は紗智子に、休みの日は何をしているのかと話題を振ります。

麗奈はどうしていたのかと紗智子が聞くと、家族三人で出かけていたと言います。

その日は、誠と紗智子が買い物をしていた日でした。

堂々と嘘をつく麗奈は、自分には誠と結婚する未来しか見えなかった、と語るのでした。

そしてトイレにたった紗智子のスマホに、誠から「この前はありがとうございました」とメッセージが入ったのを、麗奈は目撃してしまいます。

トイレから戻った紗智子にバターナイフを振りかざす麗奈。

そこに、サプライズパーティを企画した面々がリビングに入ってきます。

間一髪で危機を逃れた紗智子でした。

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『地獄の果てまで連れて行く』6話ネタバレ考察

紗智子の協力者コミの正体がついに明かされる『地獄の果てまで連れていく』6話のネタバレ考察がコチラ▼

インフルエンサー仲間の樹利亜が怪しい視線を送る

麗奈の誕生日パーティーが成功したことを喜ぶ誠は、紗智子のおかげと話します。

誠と紗智子が親しげに話す様子を、少し離れた場所からインフルエンサー仲間の樹利亜は鋭い眼差しを向けます。

樹利亜とともに誠と紗智子が離す様子を見てしまった麗奈は、心をかき乱されるのでした。

樹利亜の思惑は?

樹利亜は、親しげに話す誠と紗智子の様子を、わざと麗奈に見せつけたようでした。

誠と紗智子の間に何かある?と疑っているのか、それとも別の思惑があるのか、意味深な目つきでしたよね。

6話のラストで、樹利亜は紗智子の協力者であることが明かされるところを見ると、わざと麗奈に誠たちの様子を見せて不信感をあおったと考えられますね。

誠の過去について探る紗智子

シッター業務の帰り道、公園で麗奈の父・稔と待ち合わせた紗智子は、誠の過去についてたずねます。

すると、誠の母親が亡くなったのは事件によるもので、未解決で犯人が捕まっていないことが明らかになりました。

それ以上は話さず麗奈の父・稔は去り、驚きを隠せない紗智子がひとり公園に取り残されるのでした。

父・稔の行動を疑い凶行に及ぶ麗奈

資料を取りに麗奈の家に言った父・稔は、麗奈から「最近、よそよそしい」と行動がおかしいことを指摘されます。

そして父の手のひらにタバコの火を押し付け、麗奈は笑顔で「私たち、家族だよね」と言うのでした。

痛みに苦しむ父を横目に、麗奈紗智子について調べるよう父に指示を出します。

樹利亜に誠と紗智子のことを相談する麗奈

麗奈はコンサートツアーを控えており、1週間ほど家を空ける予定です。

その間に誠と紗智子の間に何かおからないか、とインフルエンサー仲間の樹利亜に相談します。

そこで樹利亜は、監視カメラを増やすことを提案。

自分も監視に協力する、と樹利亜は申し出るのでした。

誠の信頼をつかもうと行動する紗智子

麗奈が家を空けている間に、誠の信頼を勝ち取ろうと行動する紗智子。

子どもの200日記念のお祝いを写真におさめるべく、飾りつけや撮影に精を出す紗智子。

ベランダに出ている時に、麗奈は監視カメラで家の様子を見て二人がいない様子をスマホでチェックしていたのでした。

紗智子に夕食をふるまう誠

業務を終えて帰ろうとした紗智子に、夕食を一緒に食べようと誠が誘います。

誠の用意したオムライスを噛まずに飲み込む紗智子の様子を、誠が心配します。

紗智子は「固形物を食べると、生きててる実感がして」と食事に抵抗があることを告白すると、誠は子どもの頃に声を出せず言葉を飲み込んでいた過去を紗智子に打ち明けます。

そして、紗智子の気持ちに誠は共感するのでした。

紗智子の過去についてたずねる麗奈

麗奈はツアー先から父に連絡して、紗智子の身辺調査の結果を聞きます。

「怪しことは何もなかった」と父に言われ電話を切る麗奈。

ですが父にはコミから監視のメッセージが届いており、何もないと麗奈に嘘をついてしまったのでした。

紗智子のピアノの音色を懐かしむ誠

紗智子は、麗奈のピアノが気になり思わず弾いてしまいます。

その音色を聞いた誠は、どこか懐かしさを覚えるのでした。

ですが、その懐かしさの正体まではたどり着きません。

そんな二人の様子を監視カメラで見ていた麗奈は、坂東幸和子の姿が脳裏をよぎるのでした。

誠の初恋の人は坂東幸和子?

誠は坂東幸和子を同じ図書委員をしていて、音楽室で幸和子のピアノを聴きながら読書している回想シーンが何度も登場します。

坂東幸和子は誠にとって初恋の人だったと考えてもいいでしょう。

どういういきさつで麗奈と結婚に至ったかは不明ですが、幸和子のことは胸の奥にずっとい続けていたというのが、誠の回想からもわかりますね。

料理の火を見てフラッシュバックを起こし倒れる紗智子

紗智子に料理を作ると言った誠は、調理中にフライパンに酒を入れフランベします。

フライパンから火が出る様子を見ていた紗智子は、麗奈に傷つけられた過去がフラッシュバックして倒れてしまいます。

倒れた紗智子を介抱する誠の様子をカメラで見ていたインフルエンサーの樹利亜は、麗奈の家に立ち入り「何してんの、二人」と声をかけます。

麗奈に頼まれて、樹利亜も誠と紗智子を監視していたのです。

二人の様子を確認して、すぐさま外に向かった樹利亜を紗智子は追いかけます。

協力者コミの正体は樹利亜

追いかけてきた紗智子に樹利亜は「うまくいってんじゃん」と耳元でささやきます。

紗智子の協力者コミの正体は、インフルエンサーの樹里亜だったのです。

【関連記事】
『地獄の果てまで連れていく』コミの正体はインフルエンサー!麗奈とはどんな因縁が?

樹利亜と麗奈の接点は?

協力者コミが樹利亜であることがわかりましたが、樹利亜と麗奈の接点はどこにあるのでしょうか?

麗奈にピアノを教えていた小宮山先生の娘、ということも考えられますね。

それだと、幸和子のことを知っていてもおかしくないです。

もしかしたら、麗奈の凶行の現場をひそかに目撃していた、麗奈が真犯人だと知っている可能性も高いですね。

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『地獄の果てまで連れて行く』7話ネタバレ考察

麗奈の留守中に誠との距離が縮まる紗智子の戸惑いが隠せない『地獄の果てまで連れて行く』7話のネタバレ考察がコチラ▼

コミ(樹利亜)の正体はピアノ教師・小宮山良太の妹・真波

12年前。入院中の坂東幸和子の元にコミ(樹利亜)が現れます。

コミ(樹利亜)はピアノ教師・小宮山良太の妹、小宮山真波だと名乗ります。

そして兄のかたきとして幸和子に復讐しようとするコミ(樹利亜)ですが、幸和子は本当の犯人は麗奈だと訴えます。

自分を消しても何の復讐にもならない、麗奈の思い通りになるだけだと幸和子はコミに精一杯、訴えかけるのでした。

そしてコミも思い出します、兄の良太が麗奈のことを不気味がっていたことを。

コミと幸和子は協力して、麗奈に復讐することを誓います。

そして、幸和子は顔を変えて、橘紗智子として、コミは身元を隠してインフルエンサーの樹利亜として、それぞぞれ麗奈に近づいたのでした。

樹利亜の携帯に麗奈から連絡が入る

家の様子を不審に思った麗奈から、樹利亜の携帯に連絡が入ります。

紗智子が体調不良だったことを告げ、二人に何もなかったと樹利亜は麗奈に話しますが、麗奈は信じられません。

電話を切ったあとも、家の様子を監視カメラでチェックします。

そこには、誠と紗智子が二人で話す様子が映っていました。

紗智子が帰ろうと支度をしていると、水筒を落としてしまいます。

それを拾う誠に姿に、麗奈は過去の坂東幸和子と誠のやりとりが脳裏に浮かぶのでした。

坂東幸和子と誠の過去の様子が次から次へと浮かぶ麗奈。

麗奈のコンサートの開演が迫る中、麗奈は突如、共演者のバイオリニストを階段から突き落とすのでした。

誠を復讐に利用することにためらう紗智子

紗智子は、体調を崩して誠から介抱を受けた一件以降、誠を復讐に利用することにためらいが生じます。

そんな折、麗奈がコンサートツアーを引き上げて予定よりも早く帰宅します。

そして家の外から、紗智子と誠の様子をうかがうのでした。

紗智子に坂東幸和子の影を重ねる誠

紗智子の体調を気遣う誠に、特製の生姜湯を持ってきたから大丈夫だと言う紗智子。

ハチミツとレモン入りの生姜湯は、かつて坂東幸和子が飲んでいた生姜湯と同じレシピでした。

そのことに誠は、坂東幸和子を思い出すのです。

さらに紗智子は、子守歌としてドビュッシーのアラベスク第1番をスマホで流します。

その曲は、かつて坂東幸和子が音楽室で好んで弾いていたピアノ曲と一緒。

花井誠の初恋の人は坂東幸和子だった

ピアノ曲を聴いて幸和子を思い出した誠は、おもむろに紗智子が自分の初恋の人に似ていると話します。

坂東幸和子との思い出を紗智子に語り、本当に好きだった、けれども彼女を裏切ってしまったと胸の内を紗智子に明かします。

謝りたかった、誰に何を言われてもそばにいるべきだった、と言う誠の言葉に、紗智子は泣き出してしまいます。

そして、その二人のやり取りを、家に忍び込んだ麗奈がすべて聞いていたのでした。

誠を復讐に利用できないとコミに打ち明ける紗智子

紗智子はコミ(樹利亜)を呼び出し、誠に本気で恋愛感情を抱いてしまったことを告白します。

誠を復讐に利用することはできない、花井家と距離を置きたいと紗智子は言い出すのでした。

誠を利用することに苦しむ紗智子に、コミ(樹利亜)は作戦を変えることを提案します。

コミ(樹利亜)が提案した作戦変更の内容とは?

コミ(樹利亜)が紗智子に提案した作戦変更の内容は、一体どんなものなのでしょうか。

花井誠を利用しない、となると、麗奈と直接対決するよりほかないですよね。

となると、8話では紗智子と麗奈が直接対決する。

そこに誠が現れてしまう、という事態になるのでしょうか?

紗智子に襲い掛かる麗奈を見て、誠自身の決断で麗奈から離れるよう仕向ける、そうして麗奈にメンタルダメージを負わせる、そんな作戦なのでしょうか。

そこに合わせて、麗奈の父から入手した麗奈の犯行の証拠を警察に提出し、麗奈を法の下での裁きにかける、そんな計画なのかもしれませんね。

紗智子ひとりで麗奈に対峙するのは、あまりに危険すぎます。

コミ(樹利亜)も裏で動くでしょうから、二人のコンビネーションでどう麗奈を追い詰めいくかが、今後のカギとなりますね。

紗智子を次のターゲットにする麗奈

誠に日程が早まったことを連絡せず、麗奈は突然帰宅します。

驚く誠でしたが、誠のポケットには坂東幸和子の写真が隠されていました。

自室に戻った麗奈は、坂東幸和子の写真を取り出し画鋲を突き立てます。

紗智子に襲い掛かろうとする麗奈

翌日、麗奈の戻った花井家にやってきた紗智子。

誠が外出すると、紗智子は少しの間、休みが欲しいと麗奈に相談をもちかけます。

麗奈に休みたい理由を問われ、紗智子が答えられずにいると、麗奈は「何かしたんでしょう」と強い口調で言いきります。

そして紗智子の話を聞いた麗奈は、笑顔で意味ありげにカーテンを閉めだします。

「あなた、何者?」と麗奈は紗智子にたずね、「誰なの?」と言い裁縫用の裁ちばさみを手に紗智子に向けるのでした。

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『地獄の果てまで連れて行く』8話ネタバレ考察

麗奈の紗智子の全面対決となる『地獄の果てまで連れて行く』8話のネタバレ考察がコチラ▼

紗智子に裁ちばさみを向ける麗奈

紗智子に裁ちばさみを向けた麗奈は、坂東幸和子との思い出を語りだします。

平凡さが特別だったこと、海から身を投げて亡くなったこと、けれどもまだ遺体は見つかっていないこと。

そして紗智子の首を絞めながら言うのです、話し方もピアノの弾き方も坂東幸和子にそっくりだと。

自分は橘紗智子だと言いはる紗智子の様子を見て、突然、麗奈は子どもに向かって裁ちばさみを振り下ろします。

紗智子が間一髪でだっこし麗奈から離れ、自分に疑念があるならシッターを辞める、子どもを大切に育ててほしいと訴える紗智子に、うるさいと麗奈は再び裁ちばさみを持って襲い掛かるのでした。

誠が現れ麗奈に自首を促す

出かけたはずの誠が、裁ちばさみを振り下ろそうとしていた麗奈を止めます。

麗奈は、紗智子に傷つけられるところだった、と嘘の証言をし被害者であることをアピール。

警察に通報しようと誠に言う麗奈でしたが、警察に行くのは麗奈の方だと誠は麗奈に告げます。

誠は、麗奈の過去の罪をすべて知っていたのです。

誠に自分が坂東幸和子だと打ち明けた紗智子

誠は前日に紗智子に呼び出され、樹利亜も交えて麗奈の過去の犯罪について知ってしまったのでした。

麗奈の父親が撮影した犯行の自白動画もすべて見た誠は、麗奈の犯罪の証拠が入ったUSBを渡され、どうするかは誠にまかせると判断をゆだねられたのです。

そして、紗智子は自分の正体が坂東幸和子であることを明かすのでした。

なんでもっと早くに正体を明かしてくれなかったかという誠に、紗智子は誠と子供を巻き込みたくなかったと泣きながら話すのでした。

誠に渡したUSBには証拠動画は本当に入っている?

紗智子が誠に渡した証拠のUSB

あのUSBには本当に証拠が入っていたのでしょうか?

4話で、麗奈のキッチンでの凶行をおさめた動画を見た誠は、麗奈をかばうように紗智子を遠ざけようとした過去があります。

そのことを考えると樹利亜の発案で、ダミーのUSBを渡そう、本物の証拠は自分たちから警察に渡そうと計画していてもおかしくありません。

誠がやはり麗奈をかばって証拠を握りつぶす可能性もゼロではありません。

となると、誠がもっていたUSBにはダミーの証拠が入っていた、もしくはデータが空だったという可能性もありますね。

麗奈に自分の正体を明かす紗智子

紗智子は、自分は坂東幸和子だと麗奈に明かします。

麗奈から受けた傷を見せ、復讐を糧に今日まで生きてきたと言い放ちます。

紗智子の言葉は嘘だと誠にすがる麗奈ですが、その手を誠は振り払います。

そして、麗奈自身が犯行を自白している動画があることを話し、警察に行こうと誠は言うのでした。

子どもを愛していないことを見抜いていた誠

子どもは自分なしでは生きていけないと取り乱す麗奈に、見苦しい演技だと誠は言い子どもから麗奈を引き離します。

麗奈が子どもに愛情がないことをとっくに見抜いていた誠は、いつか麗奈に母性が芽生えることを期待していたことを話します。

麗奈は自分に母性がないことを自覚していたと泣きながら誠に謝ります。

子どもの最高の母親になる、誠の完璧な妻になる、だからもう一度チャンスを欲しいと泣いてすがる麗奈の手を、誠がそっと離すのでした。

突然笑い出し不穏なことを言い再び襲う麗奈

誠に自首することをすすめられ、泣き崩れていた麗奈は、次第に笑い出します。

そして、紗智子に向かって「勝ったと思ってるんだ」と不遜な顔で言い、「誠はね、わたしじゃなきゃダメなの。誠を救ったのは、わたしなんだから」と意味深なことを言うのでした。

そうして再び裁ちばさみを手に取り紗智子に襲い掛かろうとしたところを、間一髪で樹利亜に止められます。

誠に取り押さえられた麗奈は、誠の名前を叫びながら暴れるのでした。

誠はなぜ麗奈をかばい続けていた?

子どもに愛情がないことを見抜いていた誠は、なぜ麗奈と一緒にい続けたのでしょうか?

そして麗奈が「誠を救ったのはわたし」という発言も気になりますよね。

誠の母親が亡くなったことに麗奈が関係していることは明白です。

おそらく、誠の母親の命を奪ったのは麗奈なのではないでしょうか。

「誠を救った」と表現していることからも、もしかしたら誠は母親から虐待を受けていたのかもしれません。

そんな誠を助けようという気持ちで、幼い麗奈は誠の母親の命を奪った

そしてそのことを誠も知っている可能性が高いです。

やはり誠と麗奈は共犯関係である可能性がより高まってきましたね。

姿を消した麗奈

弁護士を伴って警察に自首させようとしていた誠は、麗奈に抱きしめてほしいと言われ、その通りにハグをします。

そのすきに麗奈は、誠のポケットから証拠動画の入ったUSBを抜き取っていたのです。

弁護士からの電話に対応しようと誠が部屋を離れたすきに、麗奈は窓から逃げ出して姿を消してしまうのでした。

麗奈はどこへ行った?これからどうする?

麗奈はこれから、父親のもとに潜伏しながら、虎視眈々と紗智子と樹利亜に復讐する機会を探るのではないでしょうか。

紗智子が坂東幸和子だとわかり、樹利亜も関係していることがわかったので、二人のせいで誠が離れてしまったと恨みに思っているはずです。

そしてその恨みを、命を奪うことで晴らそうとするのではないでしょうか。

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『地獄の果てまで連れて行く』9話ネタバレ考察

麗奈が姿を消し、誠が過去を告白しようとする『地獄の果てまで連れて行く』9話のネタバレ考察がコチラ▼

麗奈を探しに出る誠

窓から姿を消した麗奈を、誠が探しに出かけます。

その頃、麗奈は誰かに電話をしていました。

「バレないと思ったの」「もちろん、覚悟はできてるよね」と不穏なことを言う麗奈。

そうして麗奈は笑うのでした。

麗奈が電話をしていた相手は父・稔?

黒川稔から入手した麗奈の自白動画が入ったUSBを、誠から奪った麗奈。

父親が紗智子たちに証拠を渡したとすぐに勘づいたのでしょう。

父のことも許さないとばかりに、脅迫めいた電話をかけていましたね。

それ以前にも、研究と称して麗奈から色々な話を聞いていたでしょうし、麗奈の行為に幾度も加担してきたであろう父・稔には、麗奈の過去の罪の証拠が手元にいくつもあったのでしょう。

それを出されてはまずい、という思いも麗奈にあるのでしょう。

恵奈も冷静なようでなりふり構わぬ行動に出てきていると言えますね。

稔に呼び出される誠

麗奈を探す誠の携帯に黒川稔から連絡が入ります。

警察に行って麗奈のすべてを話す、誠に一緒に警察についてきてほしいという稔に、誠は了承します。

警察に向かおうと稔と合流し車に乗り込んだ誠。

稔から渡されたコーヒーを飲み、誠は意識を失うのでした。

子どもを心配する紗智子

黒川稔と一緒に警察に行くことを誠から連絡を受けた紗智子。

ベビーベッドにいる麗奈の子どもに降りかかるであろう世間の冷たい目に共感し、「あなたは、あなたの人生を歩んで」と声をかけるのでした。

そこに、麗奈から連絡が入ります。

麗奈に呼び出される紗智子

紗智子に父親が亡くなった真相を話すという麗奈。

しかし、それには条件がありました。

紗智子が誰にも言わずに一人で麗奈のもとに行くというものでした。

紗智子はそれを了承し、樹利亜に何も言わず一人出かけるのでした。

黒川稔に襲われる紗智子

麗奈から公園に呼び出された紗智子。

麗奈を待つ紗智子を後ろから襲う人影が。それは麗奈の父・黒川稔でした。

紗智子の危うい場面を、誠が割って入り紗智子を助けます。

誠はコーヒーを飲んだふりをして、眠らされたフリをしていたのです。

「これ以上、罪を重ねるのはやめてください」と誠。

黒川稔はその場から立ち去るのでした。

麗奈に襲われる樹利亜

花井家で子どもの世話をしている樹利亜のもとに、麗奈が現れます。

証拠の入ったUSBをちらつかせる麗奈。

麗奈からUSBを取ろうとした樹利亜を、麗奈はハサミで刺します。

どうして兄の命を奪ったんだと理由を聞く樹利亜に、麗奈は「うざかったから」と言い放ちます。

そして追い打ちをかけるように、麗奈はハサミを手に持ち樹利亜に突き立てるのでした。

病院に搬送された樹利亜

紗智子と一緒にいた誠のもとに、麗奈のマネジャー・ゆうきから連絡が入ります。

樹利亜が麗奈の家で倒れているとパニックになって連絡をよこしてきたのです。

病院に運ばれた樹利亜は一命をとりとめ、紗智子と再会します。

そこで樹利亜は紗智子に「紗智子も、お父さんとお母さんのためにも、幸せにならなきゃダメだと思う」と思いを告げられるのでした。

麗奈に命を狙われる黒川稔

麗奈から逃れようと海外逃亡を図る父・黒川稔。

大学の研究室に退職届を置いて部屋を後にしようとしたところに、麗奈があらわれます。

麗奈はハサミを持って父・稔に襲い掛かり、父の命を奪うのでした。

そしてその知らせは、誠や紗智子のもとにも届くのでした

母が亡くなった真相を話し出す誠

麗奈はまだ近くにいるという誠に、なぜわかるのかと紗智子は問いかけます。

すると誠は、紗智子に話していなかったと、おもむろに母親が亡くなった時のことを話し出します。

誠の母の命を奪ったのは麗奈だと、麗奈にそうしてもらったと誠は告白します。

そしてそれが麗奈が初めて人の命を奪った経験であり、「それがすべての始まりだった」と誠は話すのでした。

誠のSNSのアカウント「@20050818-」は母が亡くなった日?

麗奈が自分の母親の命を奪ったと明かした誠。

そして、その話の時に映ったSNSアカウントの「@20050818-」

これは、「2005年8月18日」に何かがあった、という意味と考えてよさそうです。

話の流れからいって、誠の母が亡くなった日、麗奈が初めて人の命を奪った日が「2005年8月18日」だと考えてよさそうです。

そして、その日を誠も忘れないように自分のSNSアカウントを「@20050818-」としているのではないでしょうか。

8話で麗奈は「誠を救ったのはわたし」と言っていることからも、誠の母の死は麗奈によって引き起こされたものと考えて間違いないでしょう。

そして、それを誠も望んでいた、二人は共犯関係だったことがこれで確定、といってもいいでしょう。

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『地獄の果てまで連れて行く』10話ネタバレ考察

SNSのアカウント「@20050818-」の謎と麗奈と誠の過去がついに明かされる『地獄の果てまで連れて行く』10話のネタバレ考察がコチラ▼

行方をくらませる誠

麗奈に自分の母親を亡き者にしてもらったという誠の告白に動揺を隠せない紗智子。

紗智子の動揺をよそに、誠は病院から行方をくらませます。

連絡をとる紗智子に「麗奈には僕一人で会いに行きます」

と言い電話を切り、ある場所へ向かうのでした。

19年前に麗奈と初めてあった頃を思い返す誠

麗奈と誠が初めて会ったのは、とある公園でした。

誠が「秘密基地」として遊んでいた公園に、麗奈がやってきたのです。

誠は母親から虐待を受けており、そのせいで話をすることができずいつも筆談で麗奈と話をしていました。

一方の麗奈は、カブトムシを傷つける残忍な行為を父親から「化け物」と言われ、そのことに傷つき反発していました。

そこから次第に二人は話をするようになるのでした。

麗奈と初めて会った公園に向かった誠

麗奈の行方を追うため、麗奈と初めて会った公園を訪れた誠。

しかし、そこには麗奈の姿はありませんでした。

そして思いがけずその場に紗智子がやってきます。

以前に誠が話していた、麗奈と初めて会った場所のことを紗智子は覚えていたのです。

自分たには関わらないでほしと言った誠でしたが、紗智子は「関わらないと何も終わらないし、何も始まらない」と麗奈に向き合いたい言うのでした。

自分が産まれてきたことに憤る麗奈

秘密基地で麗奈といた誠は、麗奈の服に血がついていることに気がつきます。

その血は、ハトの羽を切ったときについたものと言う麗奈。

父親から「化け物」扱いを受けることに対し「勝手に産んだのはそっち」と、麗奈は強い憤りをにじませるのでした。

そんな麗奈に「適当に演じれは?お父さんも世界もだますんだよ」と誠は麗奈にアドバイスします。

誠の体の青あざを見てしまった麗奈

ある日、麗奈が誠の家に行き遊びに誘いにいくと、誠は着替えの最中でした。

誠の背中や目元には青あざがいくつも刻まれており、明らかに誰かに殴られてできたものは麗奈の目からも明らかでした。

そんな誠に好意を抱いた麗奈は、誠を横暴に扱う誠の母親に狙いを定めます。

誠が留守の間に誠の母親の元をたずね、誠の母親の命を奪ったのです。

買い物帰りの誠は、麗奈が家から出る姿を目撃していました。

そして家に入ると、母親が倒れており息絶えていたのです。

警察に「怪しい人を見なかったか」と聞かれますが、誠は麗奈のことを何も話しませんでした。

SNSのアカウント「@20050818-」は麗奈の裏アカ

麗奈と誠の間に子供が産まれて間もない頃、誠は偶然にも麗奈の裏アカを見つます。

その裏アカは「@20050818-」

「2005年8月18日」は、誠の母親の命日。

そこからの麗奈の心の記録が、その裏アカには記録されていました。

麗奈がまた誰かの命を奪ってしまわないか、誠はずっと監視していました。

ですが、裏アカに記録されている麗奈の投稿には、人間らしい部分ものぞかせていて、そこに誠は一縷の望みを託していました。

麗奈の凶暴性は失われたんじゃないかと、ですがそれはむなしい期待でした。

そんな話をしているとき、麗奈の裏アカに最新の投稿があがります。

そこはかつて坂東幸和子や誠が過ごした音楽室でした。

幸和子や紗智子との時間が安らぎだったと告白する誠

誠は、坂東幸和子や橘紗智子と過ごした時間は唯一の安らぎだった、そう紗智子に告白します。

そして麗奈は自分の過ちだから、これから起こることは全て背負う覚悟を話すのでした。

「幸和子先輩と会うのもこれが最後」と意味深なことを言い、誠は紗智子とともに麗奈のもとに向かうのでした。

麗奈の苦悩が刻まれた裏アカ

麗奈の裏アカには、麗奈の苦悩が投稿されていました。

かわいがっていた猫を手にかけてしまったこと、自分はなぜ生まれてきたのか、化け物は幸せになれるのか、麗奈の苦悩が刻まれていました。

「人の気持ちを知りたい」と麗奈は思っていたのです。

ですが、裏腹な行動をとってしまう自分。

麗奈も自分の凶暴性をコントロールできずに苦しんでいたのでした。

音楽室で再会する麗奈・誠・紗智子

麗奈の演奏するピアノが鳴り響く校内。

誠と紗智子は麗奈のもとへ急ぎます。

そして音楽室に入ってきた二人を、麗奈は不気味な笑顔で迎えるのでした。

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『地獄の果てまで連れて行く』最終回ネタバレ!結末はどうなる?

最終回では、紗智子と麗奈の対決が決着を迎え、紗智子の父が亡くなった原因も明らかになります。

それぞれの運命がどのように収束していくのか、最終回のあらすじと考察をまとめました。

坂東幸和子が傷ついた音楽室にいた麗奈

誠と紗智子は、逃亡した麗奈とついに対面します。

麗奈は高校の音楽室にいました。

麗奈は、誠なら自分のことを見つけれくれると思っていた、二人が結ばれた場所だからと言います。

ですが、誠は麗奈の裏アカを見せ、そこに手掛かりの画像があったからと話します。

誠にすべてバレていたことがわかり、麗奈は落胆します。

紗智子に襲いかかろうとする麗奈

自首するように言う紗智子に、麗奈は過去の自分の行いを謝罪します。

ですが、麗奈の手にはハサミが。

紗智子に襲い掛かろうとしていたのです。

それを誠が寸前で止めます。

誠は、麗奈の演技を見抜いていたのです。

紗智子の父が亡くなった真相を話す誠

誠は「自分から言う気はないんだね」と麗奈に告げ、紗智子の父が亡くなった真相を話し始めます。

紗智子の父は同僚とともに、誠の母が亡くなった事件の真相を調べていました。

そして、それに気づいた麗奈が、自分が犯人であることを隠すために、紗智子の父と同僚を手にかけたのです。

誠に、誠の母の命を奪ったのが自分であることを知られたくないために、罪を重ねていたのです。

開き直る麗奈

誠のそばにいるためには必要なことだったと開き直る麗奈。

そして、坂東幸和子が誠を自分から奪うのではないか、苦しめたくて仕方なかったと当時の心境を話すのでした。

そして、ピアノ教師の小宮山先生を手にかけた時に、坂東幸和子に罪を着せればいいと思いついたことも明かすのでした。

麗奈が手にしたハサミが誠に突き刺さる

麗奈が再び、紗智子を傷つけようとハサミを手にして襲い掛かかります。

逃げる紗智子を追い詰める麗奈。

再び紗智子に襲い掛かろうとする麗奈ですが、誠が間に入り麗奈を止めます。

麗奈が手にしていたハサミは、誠の腹部に突き刺さります。

誠の命を奪ってしまった麗奈

誠を傷つけてしまったことに動揺を隠せない麗奈。

救急車を呼ぼうとする紗智子を、誠は止めます。

「これでようやく終わるんです」と。

すべての始まりは、自分が麗奈の行いを許してしまったからだという誠。

「麗奈ごめん、俺が最初からすべてを許してしまったから」と振り絞るように言う誠に、泣きながら麗奈は「わたしが何とかする」と言います。

ですが、誠はどんどん出血し、「こころを頼む」と麗奈に託し息を引き取るのでした。

麗奈への復讐が終わる紗智子

誠にすがりつき泣く麗奈にハサミを向ける紗智子。

ですが、麗奈を許せないと言いつつも、誠が亡くなった麗奈が生き地獄を味わっていくことは、自分の復讐は成功だと告げます。

だが、心は腑に落ちないと叫ぶのです。

そして、麗奈に「生きて」と紗智子は告げるのでした。

麗奈の子どもを育てる選択をする紗智子

子どもは自分が育てる、麗奈は罪を償えと紗智子は言います。

そして、麗奈は自首して罪を償う道を、子どもは紗智子が育てることとなります。

紗智子の引っ越しの日、コミとお互いの連絡先を削除し、二人の復讐は幕を閉じるのでした。

麗奈の子どもに命の大切さを説く紗智子

数年がたち、麗奈の子どもは紗智子のもとで成長していました。

誠の墓参りに訪れた寺で、子どもが虫を踏みつぶそうとします。

それを見た紗智子は子どもに麗奈の面影を感じながらも、なぜ虫は生きているのか、なぜ踏みつぶしてはいけないのかについて家に帰った一緒に考えよう、と諭すのでした。

『地獄の果てまで連れて行く』のテーマとラストの意味

この物語は、復讐がテーマでありながらも、最終的には「過去と向き合い、自分を取り戻すこと」が描かれています。

紗智子は復讐を遂げることで、長年の苦しみから解放され、新たな人生を生きる決意をします。

また、麗奈は最後まで自分の罪を認めようとしませんでしたが、誠によって「愛」が何か、人の感情は何かに気づき始めました。

麗奈にとって誠は唯一の拠り所でしたが、その誠さえも失ったことで、自分の過ちを理解するしかなくなったのです。

最終回では、それぞれのキャラクターが自分の運命と向き合い、新たな道を歩み始めます。

「復讐の果てに何があるのか」「過去に囚われ続けることがどれほど苦しいことなのか」を描いた本作は、視聴者に強い印象を残す結末となるでしょう。

果たして、物語の結末は視聴者の予想通りになるのか、それとも想像を超えた展開が待っているのか。
最後まで見逃せない展開となりそうですね。

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『地獄の果てまで連れて行く』あらすじ全話

ドラマ『地獄の果てまで連れていく』の最新話までのあらすじがコチラ▼

1話あらすじ

ドラマ『地獄の果てまで連れて行く』第1話では、橘紗智子として生きる坂東幸和子の過去と復讐の始まりが描かれます。

紗智子は、高校時代に自分を傷つけた因縁の相手・花井麗奈の家を訪れ、ベビーシッターの面接を受けます。

麗奈は人気インフルエンサーでありピアニストですが、紗智子は彼女が過去に自分へ行った凶行を思い出し、復讐を誓います

。紗智子は採用され、麗奈の家に潜入することに成功。

帰宅後、事件の資料を並べた部屋で協力者コミと連絡を取ります。

これから麗奈の恐ろしい過去が徐々に明かされ、紗智子の復讐が本格的に動き出します。

2話あらすじ

紗智子は協力者から、麗奈の父・黒川稔が関与している可能性のある過去の事件について情報を得ます。

一方、麗奈はインフルエンサー仲間の優子との関係に不満を抱き、嫉妬心を募らせます。

その後、優子が事故に遭い、麗奈が関与している可能性が浮上。

紗智子は、麗奈の父・稔の教授室に侵入し、麗奈の精神鑑定結果や過去の凶行が記録された資料を発見します。

稔を問い詰めた紗智子は、父の事件の真相を知り、麗奈への復讐を決意をさらに固めます。

そして、麗奈にとって最も大切なものを壊すことこそが、自分の復讐だと誓うのでした。

3話あらすじ

麗奈の家族団らんの様子を見た紗智子は、自身の失われた過去を思い出し、苦しみます。

そんな中、麗奈の父・稔から、紗智子の父を傷つけたときの麗奈の供述映像が入ったUSBを受け取ります。

麗奈の罪を暴く決意を新たにした紗智子は、協力者・コミと共にSNSを使った炎上計画を実行し、麗奈を追い詰めようとします。

さらに、紗智子は麗奈の子どもの命を奪おうとしますが実行に移せません。

苦しむ紗智子でしたが、あることに気がつきます。

麗奈が本当に愛しているのは夫・誠であり、子どもは誠の愛情を得るための道具に過ぎないと気付いたのです。

麗奈の弱点が誠であることを確信した紗智子は、誠を麗奈から引き離すための新たな計画を立てるのでした。

4話あらすじ

紗智子と協力者・コミは、麗奈の子どもを復讐のターゲットにする計画を断念します。

麗奈が本当に大切にしているのは夫・誠であり、子どもを道具として利用していることに気付いたからです。

その後、麗奈の家で新たな情報を探る中で、麗奈が誠以外のものには関心がないことを確信します。

ある日、誠と子どもが事故に巻き込まれた際、麗奈は誠の安否を気にするばかりで、子どもの無事には関心を示しません。

この様子を見た紗智子は、麗奈の最も大切なもの=誠を狙うことを決意し、誠を味方につける作戦を実行しようと動き始めます。

5話あらすじ

誠は麗奈の本性を知りながらも、それを受け入れて生きていることが判明します。

彼は、麗奈の凶行の背景にある繊細な心を理解し、共に生きる覚悟を決めていました。

しかし、一度は誠に解雇させられそうになった紗智子ですが誠を説得し、麗奈の家に留まり続けることを認めさせます。

その後、麗奈の誕生日パーティーの準備を進める中で、誠と紗智子の距離が縮まっていきます。

それを察した麗奈は不信感を抱き、二人を監視し始めます。

そして、誠の行動に違和感を覚えた麗奈は、次第に疑念を募らせていきます。

やがて、誠の嘘に気付いた麗奈は、紗智子に襲いかかりますが、間一髪でパーティーの来客が訪れ、紗智子は危機を逃れます。

6話あらすじ

麗奈の誕生日パーティーで誠と親しげに話す紗智子に、インフルエンサー仲間の樹利亜が不審な視線を向けます。

その後、紗智子は麗奈の父・稔から、誠の母が未解決事件として亡くなっていることを聞かされます。

麗奈は、誠と紗智子の関係を怪しみ、樹利亜の提案を監視カメラを増設。

そんな中、紗智子は誠とさらに距離を縮め、彼の信頼を得ることに成功します。

しかし、紗智子の行動は麗奈に監視されており、麗奈は過去の坂東幸和子の姿が脳裏をよぎります。

紗智子の協力者・コミの正体がインフルエンサーの樹利亜であることが判明し、麗奈への復讐計画の全貌が明らかになり始めます。

7話あらすじ

コミ(樹利亜)の正体は、小宮山良太の妹・真波でした。

12年前、兄の敵討ちのため坂東幸和子に復讐しようとしますが、真犯人が麗奈であると知り、幸和子と共に復讐を決意します。

幸和子は橘紗智子、コミは樹利亜として麗奈に接近しました。

麗奈は樹利亜を疑い監視を強化します。

一方で、紗智子は誠を復讐に利用することをためらい始めます。

誠は紗智子に初恋の相手・坂東幸和子への後悔を打ち明け、麗奈はその会話を盗み聞きしていました。

紗智子が休みを申し出ると、麗奈は疑念を深め、裁ちばさみを手に紗智子に襲いかかろうとするのでした。

8話あらすじ

麗奈は裁ちばさみを紗智子に向け、坂東幸和子との過去を語りながら、彼女の話し方やピアノの弾き方が幸和子と似ていると告げます。

そして突然、子どもに刃を振り下ろしますが、紗智子が抱きかかえて守ります。

その後、紗智子に襲い掛かる麗奈を、誠が止めに入りました。

誠は麗奈の過去の罪を知っており、警察に行くよう促します。

実は紗智子は坂東幸和子であり、その事実を誠に打ち明けていました。

麗奈も真実を知り、誠にすがりますが、誠は拒絶します。

麗奈は取り乱しながらも誠に許しを請いますが、誠は彼女の偽りを見抜き、最後には手を離しました。

その後、麗奈は突然笑い出し、再び紗智子を襲おうとしますが、樹利亜に阻止されます。

誠は麗奈を警察に自首させようとしますが、麗奈はハグを利用して誠のポケットから証拠のUSBを抜き取り、隙をついて窓から逃亡するのでした。

9話あらすじ

誠は姿を消した麗奈を探しに出ます。

その頃、麗奈は誰かに電話し、不穏な言葉を口にしていました。

誠は黒川稔から連絡を受け、警察に行くよう求められますが、渡されたコーヒーを飲み意識を失ったふりをします。

一方、紗智子は麗奈に呼び出され、父の死の真相を聞くために一人で向かいます。

しかし、公園で黒川稔に襲われますが、誠が助けに入るのでした。

その頃、花井家では麗奈が樹利亜を襲撃。

樹利亜は重傷を負いながらも病院で一命をとりとめました。

そして子どもをさらった麗奈は、父・稔をも手にかけます。

そして、誠は紗智子に母の死の真相を語り「それがすべての始まりだった」と明かすのでした。

10話あらすじ

誠は、自身の母親を麗奈が手にかけたことを紗智子に告白し、姿を消します。

誠は麗奈と初めて会った公園を訪れますが、そこには麗奈はおらず、紗智子が現れます。

19年前、公園で出会った二人は、それぞれ家庭に問題を抱えながらも支え合っていました。

麗奈は誠の母を襲い、その後も心の苦悩を裏アカに記録。

誠と紗智子は、麗奈の最新の投稿を手掛かりに音楽室へ向かい、麗奈と対峙するのでした。

『地獄の果てまで連れて行く』の感想

ドラマ『地獄の果てまで連れていく』についての感想やSNSでの反応がコチラ▼

『地獄の果てまで連れて行く』1話感想

『地獄の果てまで連れていく』を見た人からは、緊迫感あふれるストーリー展開に対して「おもしろい!」という感想がSNSであがっています。

特に主人公・紗智子の復讐劇がどう進むのか、視聴者をドキドキさせる仕掛けが魅力的だと感じる人が多いようですね。

SNSでは、

  • 「切り抜き動画を見て気になり、第1話を観たら続きが気になる」

との声があり、劇中での渋谷凪咲さんの演技力に

  • 「これまで見てきた彼女の印象とまったく違い、そのギャップが怖さを増幅させる」

とかなり驚いたという感想も見受けられます。

また、佐々木希さんの変わらない美しさや、板尾創路さんが登場することで生まれる独特の不気味さにも注目が集まっています。

さらに、このドラマのスリラーサスペンスとしての魅力に触れる感想も多く、

  • 「怖いけどハラハラ感がたまらなく楽しい」

といった声も。

一部の視聴者は、TVer版とNetflix版で内容が違いについて触れられていて、配信別での演出の違いが話題にあがっています。

個人的には、渋谷凪咲さんの演技がかなり振り切ってて、麗奈の怖さを引き出しているなと感じました。

普通に怖いですよね、あんな満面の笑顔で凶行に及ぶなんて。

協力者のコミが「化け物」とメッセージを送って警告した理由も、ドラマを見進めていくとよくわかります。

しかも、絶妙に「続きが気になる!」という終わり方をしていて、2話を見ずにはいられない構成になっているのも、ドラマ作りとしては魅力的ですよね。

怖さと面白さが絶妙に組み合わさったドラマ『地獄の果てまで連れていく』は、見る人を次回へと引き込む力を持つ作品と言えそうです。

『地獄の果てまで連れて行く』2話感想

ドラマ『地獄の果てまで連れて行く』第2話を見た感想をSNSで見てみると、インフルエンサー仲間に注目している人がいましたね。

  • ドラマに登場する親友のインフルエンサーたち、それぞれのスタイルが別々なのに、絶妙なバランスでまとまっていてイイ

親友同士でありながら、個性バラバラな雰囲気を持つインフルエンサーの組み合わせが印象的でしたね。

2話でも、麗奈を演じる渋谷凪咲さんの演技が目を引くと言う感想も。

  • 渋谷凪咲の演技が怖すぎて目が離せない。

なんて声があがっています。

麗奈の表情や仕草に込められた恐怖感や緊張感は本当にリアルで、画面に釘付けになりましたよね。

今回、紗智子の協力者についても新たな伏線が張られました。

麗奈のマネージャーが物語にどのような影響を与えるのか、実はマネージャーと紗智子がつながってる?なんて考察する人も。

  • 紗智子の協力者が誰なのかめっちゃ気になる!マネージャーのゆうき君がどう絡んでくるのか楽しみ。

協力者の「コミ」が誰なのか、全く明かされず誰なのかが気になりますよね。

さらに、復讐劇である本作のエンディングに、期待する声も

  • 復讐系ドラマ、ツッコミどころ満載だけどめっちゃ面白い。韓国ドラマみたいに最後まで容赦ない展開を期待したい!

わたしもこの感想には同感で、個人的には日本の復讐ものによく見られる「相手にも事情があった」という展開ではなく、韓国ドラマのような容赦のないエンディングを期待したいと思っています。

復讐の行方とともに、次回の展開も目が離せないなと思わせる2話でした。

『地獄の果てまで連れて行く』3話感想

ドラマ『地獄の果てまで連れて行く』第3話に対するSNSでの反応を見ると、怒涛のストーリー展開に目が離せくなっている

  • 怖いのに、気づいたら見ちゃってる…!
  • 昔の昼ドラみたいなドロドロ展開をひたすら楽しんでる。

なんて感想がいくつも出てきます。

そして、麗奈を演じる渋谷凪咲さんの話題にはことかきませんね!

  • え、マジで? 凪咲ちゃんのギャップがヤバすぎる…。
  • 麗奈の些細なことで爆発する感じ、怖すぎ
  • それにしても、凪咲ちゃんの笑顔に潜む狂気が怖すぎる

これは渋谷凪咲さんの演技を絶賛していると言ってもいいコメントですよね。

個人的には、紗智子を演じる佐々木希さんの演技も光ってるなと感じます。

麗奈に復讐をしたいけれども、けれどもどこかでやり切れない、優しさゆえに割り切れない、そんな苦悩や葛藤を奥に潜ませた演技が見ていて秀逸だなと感じます。

毎回、ジェットコースターのごとく情緒が動くようなストーリー展開に目が離せませんが、それをしっかりと表現する俳優陣の演技力あってのドラマだなと感じさせてくれますね。

それにしても、協力者のコミの正体は一体誰なのか、いつから紗智子と二人で麗奈への復讐計画を練っていたのか、そのバックストーリーも早く明かしてほしいですね。

『地獄の果てまで連れて行く』4話感想

個人的には、麗奈がついに子どもにまで手を出したか、という衝撃が強かったですね。

紗智子の読み通り、子どもを夫の愛情を受けるための道具にしかすぎない、という扱いなのが悲しいです。

そして紗智子が子どもに感情移入しはじめているところが、これから先、さらに紗智子を苦しめるんじゃないかと心配になりますね。

もしかして、最後は紗智子が麗奈の子どもを引き取って育てるなんて展開になったりする?なんて考えちゃうくらい、紗智子の子どもへの感情移入が見て取れます。

子どもを消す計画を中止にして、ほっとしたような紗智子の顔がなんとも見ていて苦しかったですね。

X(旧Twitter)で『地獄の果てまで連れていく』4話の感想を見てみると、

  • え、さかの旦那って知ってて一緒にいる感じなの?!マジか…?!
  • 4話見たけど、最後どういうこと?!めっちゃ気になる!早く5話が見たい!!

ラストの誠の様子に、気になると言う人がけっこういましたね。

そうですよね、動画見てのあのリアクション、紗智子でなくても「え?!」ってなりますよね。

そして、麗奈を演じる渋谷凪咲さんの演技も、今回も話題に。

  • 渋谷ちゃん、もうバラエティで見られなくなりそうで怖い…。佐々木希、復讐に燃えつつも優しさを忘れないのが良い。

普段の様子とのギャップがありすぎて、バラエティ番組の姿が素なのかどうか、気になっちゃいますよね。

それだけ演技がうまいという証拠ですよね。

そして佐々木希さん演じる紗智子の心揺れる心情も、丁寧に描写されているのも見ごたえがあってよきです。

『地獄の果てまで連れて行く』5話感想

ついに紗智子に麗奈が襲いかかるという場面が来ましたね。

麗奈の誕生日をサプライズで祝うための準備で誠と一緒にいただけなのに、事情を知らない麗奈はいきなりバターナイフを振りかざしてきたのは、恐怖以外の何物でもないですよね。

そして、麗奈のこの本性を知っていて一緒にいる誠は、過去に麗奈と何があったのかが気になるところです。

何か弱みを握られているのか、それとも共犯関係なのか、誠の母親が原因不明で亡くなっていることにつながっているのかもしれませんね。

そして何より衝撃的なシーンが、麗奈がミキサーを回したところでしょう。

まさか自分のストレス発散のはけ口に生き物に危害を加えるだなんて、やはり麗奈は「化け物」と言えますね。

X(旧Twitter)で感想を見ていくと、

  • 昼ドラみたいな雰囲気あって、ついつい見入っちゃうw
  • 30分でサクッと見られるし、渋谷凪咲ちゃんの怪演がすごい!結構グロいけど見応えある。

と、『地獄の果てまで連れていく』にハマっていく人がどんどん出ていますね。

この調子で、6話も「ウソだろ?!」って引き付けられるような展開がくることに期待したいですね。

『地獄の果てまで連れて行く』6話感想

ついに協力者コミの正体が明かされましたね。

インフルエンサー仲間の樹利亜なら、麗奈が仕事で出入りのカフェがどこかなどの情報をつかむことはできますよね。

半年以上前からカフェで麗奈を盗撮、どうやって情報をつかんでいたんだろう?の謎が解けました。

そして、樹利亜は麗奈の味方を装って、麗奈に揺さぶりをかけていましたよね。

誠と紗智子の仲を疑わせるような発言をした後で、誠は麗奈に一途だからそれはないよね、なんて否定したり。

麗奈の心情をグラグラと揺さぶって、麗奈の凶行をあぶりだそうとしているようにも見えます。

もしかしたら樹利亜は、紗智子と共闘というよりも、紗智子を利用して自分の復讐を果たせればいい、紗智子はどうなってもいいと密かに考えているかもしれませんね。

『地獄の果てまで連れて行く』7話感想

またしても麗奈の凶行が出てきましたね。

突然、ヴァイオリニストを階段から突き落とすなんて、自宅に早く帰るためにやったことだとしたら、あまりに狂気がすぎますよね。

本当に自分の利益のためにしか動けない、他人のことなどどうでもいい、ということがわかるシーンでした。

そしてコミ(樹利亜)の身元もわかりましたね。

ピアノ教師の小宮山先生の妹だったのか、苗字からとって「コミ」なんだなと納得しましたね。

それにしても、コミの考えた作戦変更が何かが気になりますよね。

誠に手を出せないと言った紗智子に、誠に直接手を下さずに麗奈を追い詰めるにはどうすればいいか、とっさに考え付くコミもなかなかに切れ者ですよね。

麗奈に近づくためとはいえ、インフルエンサーになれるんですから、相当賢いんだろうなと感じますね。

麗奈は紗智子の正体をほぼほぼ感づいていそうで、8話で二人の戦いがどうなるのか、怖いけれども早く見たいですね。

まとめ

ドラマ『地獄の果てまで連れていく』は、整形と改名で新たな人生を生きる橘紗智子(坂東幸和子)が、高校時代に自分を傷つけ家族を破滅させた元友人・花井麗奈に復讐する物語です。

紗智子は麗奈の家でベビーシッターとして働きながら、麗奈やその父・稔の秘密を探ります。

協力者から情報を得つつ、紗智子は麗奈が過去に犯した犯罪の証拠をつかみますが、同時に復讐によって自身も変わり果てることへの葛藤を抱きます。

麗奈は冷酷な行動を続け、紗智子を排除しようと画策しますが、夫・誠や周囲の人間関係が崩れ始め、最終的には自身の嘘や罪が明らかになるでしょう。

復讐の過程で紗智子が何を選び、どのように麗奈との因縁を終わらせるかが、物語のクライマックスとなり見どころとも言えます。

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