ドラマ『きみは面倒な婚約者』の最終回についてネタバレします。
暴走して色々なことを誤解したまま婚約解消に走った紫乃は、橘さんとの関係を修復できるのか。
それとも橘さんは花澤さんに流れてしまうのか、紫乃と橘さんの結末が気になりますよね。
ドラマ『きみは面倒な婚約者』の最終回はどんな結末を迎えるのか、あらすじとともにネタバレします。
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【きみは面倒な婚約者】最終回の結末をネタバレ
ドラマ『きみは面倒な婚約者』の最終回では、紫乃と橘が長年のすれ違いや誤解を乗り越え、ついに心が通じ合うラブストーリーの王道な結末を迎えます。
紫乃の暴走による婚約解消騒ぎを経て、それぞれの本音で向き合った二人は、再び婚約を結び直すことになるのです。
橘は、紫乃が以前返した婚約指輪をそっと薬指にはめ、「もう観念して、自分と結婚してください」とプロポーズ。
紫乃もその想いを受け止め、ようやく二人の関係は『本物』になったのです。
紫乃の勘違いから起こったすれ違い
ここに至るまでの道のりは、決して平坦ではありませんでした。
紫乃は、好きな電子コミックのストーリーに自分を重ね、橘の人生を縛ってしまっているのではと悩み、橘の幸せを願って婚約解消を決意します。
橘の気持ちを確かめるため、橘のマンションを訪ねた紫乃。
しかしそこで目にしたのは、ベランダで花澤と笑い合う橘の姿。
自分の存在は最初から必要なかったのだと、紫乃は深く傷つき、何も言わずにその場を後にします。
その後、紫乃は父である会社の社長に婚約解消の意志を伝えようとしますが、社内の関係を考え、橘に迷惑がかからないよう慎重に行動しようとします。
そんな中、トイレで再び顔を合わせた花澤から「別れてくれてありがとう」と微笑まれ、さらに「橘が会社を辞める」と聞かされ、紫乃は衝撃を受けます。
橘を守りたいと暴走する紫乃
自分のせいで橘がキャリアを失う…責任を感じた紫乃は、父に詰め寄ります。
「私が勝手に婚約したいと言っただけで、橘さんは振り回されたのに!」と涙ながらに訴える紫乃。
その背後には、まさかの橘の姿が。
紫乃の想いを聞いた橘は、紫乃の手を掴み「二人だけで話がしたい」と連れ出します。
本音で話し合う紫乃と橘
紫乃の部屋でふたりきりになった橘は、自分が紫乃の前で見栄を張っていたこと、笑顔でいたこともタバコのこともトマト嫌いも、すべて本音を隠していたと打ち明けます。
照れながらも正直な気持ちを伝える橘の姿に、紫乃も少しずつ心を開いていきます。
そして、マンションでの花澤とのやり取りも誤解だったと説明し、紫乃への想いがちゃんと伝わっていなかったことを深く謝罪します。
橘は紫乃の目を見つめ、髪に、頬にそっと触れながら、自分の本心を語ります。
すれ違い続けた3年間の『思い込み』や『遠慮』がすべて解け、二人はようやくお互いの気持ちを確信します。
そして、橘は一度返された婚約指輪を再び紫乃の指にそっとはめ、「もう観念して、自分と結婚してください」と、改めてプロポーズ。
「面倒な婚約者」として始まった関係は、ようやく本当の意味でのパートナーへ。
幸せな涙と笑顔に包まれて、『きみは面倒な婚約者』は温かなラストを迎えるのでした。
橘が言った【面倒な婚約者】の意味とは
ドラマ『きみは面倒な婚約者』の中で、橘が同僚の花澤に婚約者・紫乃のことを「面倒な婚約者」と口にする場面がありました。
偶然その言葉を聞いてしまった紫乃は、自分が疎まれているのではないかとショックを受けてしまいます。
しかし、この「面倒な婚約者」という言葉には、実は橘なりの深い愛情が込められていたのです。
紫乃は勘違いや思い込みで空回りしがちで、なかなか素直な気持ちを伝えるのが苦手な女性です。
その様子を見ていた橘もまた、紫乃のことが好きすぎて、つい見栄を張ったり、かっこ悪いところを見せられなかったりと、不器用な恋愛をしていました。
そんな二人のすれ違いを、橘は「面倒」と表現したのです。
しかしそれは否定的な意味ではなく、遠回りしてしまう紫乃を「どうしようもなく可愛い」と思う気持ちの裏返しでした。
「面倒な婚約者」は、橘なりの愛の言葉。好きだからこそ振り回され、翻弄される。でも、それさえも愛おしい、そんな優しさが込められていたのです。
【きみは面倒な婚約者】最終回の感想
『きみは面倒な婚約者』の最終回、ついに来た…!という気持ちで画面にくぎ付けになった方も多いのではないでしょうか。
紫乃の誤解が解け、最終話が待ち遠しくてじれったい気持ちになっていました。
でも、その分、最終回では紫乃と橘がしっかりと向き合ってくれて、納得のラストを迎えることができたと思います。
紫乃の思い込みによる暴走劇には、視聴者としてハラハラさせられる場面もありましたが、それに対して橘さんが怒ることなく、むしろ誠実に気持ちを伝えようとする姿がとても印象的でしたね。
特に紫乃の家で、橘さんが本音をひとつひとつ語るシーンは胸に刺さりました。
タバコのこと、トマト嫌いのこと、すべて「かっこつけてた」と照れながら白状する姿にはキュンとさせられました。
紫乃が読んでいた電子コミックと同じような展開になったのも面白かったですね。
当て馬はまさかの花澤さんだったという結末には、思わず「やっぱりか!」と笑ってしまいました。
花澤さんの存在があったからこそ、紫乃と橘が本音でぶつかることができたとも言えます。
そして、やはり最大の見どころは橘さんのプロポーズ。
「もう観念して、自分と結婚してください」という一言は、これまでの遠回りな関係をすべて包み込むような優しさと覚悟が感じられて、ぐっときて感動しました。
返された婚約指輪をそっと紫乃の薬指にはめる場面も、とてもロマンチックで胸が熱くなりましたね。
最後に、「面倒な婚約者」という言葉の真意が明かされたことで、これまでのモヤモヤもすっきり。
好きだからこそ遠回りしてしまう、そんなふたりの不器用な恋の形がとても愛おしく感じられたいい最終回でしたね。
まとめ
ドラマ『きみは面倒な婚約者』最終回では、誤解とすれ違いを経て、紫乃と橘がようやく本音で向き合い、再び婚約する感動の結末を迎えます。
紫乃の暴走による婚約解消、橘の退職騒動などの試練を経て、互いの想いが明らかに。
橘が言った「面倒な婚約者」とは、紫乃を愛おしく思う気持ちを込めた言葉でした。
紫乃が橘に抱いていた誤解はとけ、紫乃と橘は心が通じ合い「好き」という感情を確かめることができた、そんなハッピーエンドでした。
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