ドラマ「推しの子」でアイのガラケーのパスワードが「45510」でしたが、このパスワードに何か意味はあるのでしょうか?
誰かの誕生日なのか、アクアとルビーに父親にまつわる番号なのか、何か意味があるんじゃないかと気になりますよね。
ドラマ「推しの子」の作中でアイが使っていたガラケーのパスワード「45510」の意味や、そこに隠されたエピソードをひもときます!
【推しの子】アイのガラケーのパスワード「45510」の意味とは?
推しの子でアイが使っていたガラケーのパスワード「45510」は、初代B小町のメンバーの頭文字を取ったものです。
- 高峯の「た」
- ニノの「に」
- アイの「あ」
- 渡辺の「わ」
をガラケーで入力するときの操作の番号が由来となっています。
ガラケーでそれぞれの頭文字をカナ入力をすると
「た」▶「4」を1回押す(4)で「た」
「に」▶「5」を2回押す(55)で「に」
「あ」▶「1」を1回押す(1)で「あ」
「わ」▶「0」を1回押す(0)で「わ」
と操作すると表示されることから、「45510」は初代B小町メンバーのことを示した数字だったのです。
何を考えているのか本当のところを見せないアイでしたが、初代B小町は自分の居場所と心の中で思っていた、ということがパスワードから感じられますね。
【推しの子】パスワード「45510」は他にも誰か使ってた?
推しの子の作中でアイがガラケーのパスワードとして使用していた数字「45510」は、アイ以外も使っている人がいました。
初代B小町が4人で運営していた私設ブログのログインパスワードが「45510」だっだのです。
「45510」はアイにとってはB小町をあわらした数字だったとも言えますね。
ブログのログインパスワードだったという事実は、赤坂アカ先生の書き下ろしスピンオフ小説「45510」の中で描かれて、小説の中では初代B小町の「誰か」が当時のパスワードを入力する、というシーンが出てきます。
事務所が公式ブログを別に運営することが決まり、放置していたブログに久しぶりにログインしてみると、アイが下書きした知らないブログ記事を目にする…という展開が小説では描かれています。
そして、このスピンオフ小説「45510」はアニメ「推しの子」1期のOP曲「アイドル」の元になった小説でもあるんです。
「アイドル」の原作小説がスピンオフ小説「45510」であることは、YOASOBIの公式Xの投稿で明らかになっています。
【推しの子】パスワードの解読に4年はかかりすぎ?
アクアがアイのガラケーのパスワード解析に4年かかったことを明かしていますが、4年でパスワードを突き止められるのでしょうか?
4年は時間がかかりすぎじゃない?という声もありますが、1日どのくらいのペースでパスワードを試したら、4年でアイのパスワード「45510」にたどり着けるでしょうか。
アイのスマホはパスワードを間違うと30秒ロックがかかる仕様でした。
ということは、1分で試せるパスワードは2通りです。
【1日あたりの作業時間を計算!】
パスワード45510通り÷1分で2通り=たどりつくまでに22755分
22755分÷1460日(4年)=15分/1日
4年間休みなく作業していたのだとしたら、1日15分は作業しないといけない計算です。
4万5千510通り目でパスワードを見事に見つけたアクアに「あっぱれ」をあげたいですね!
【推しの子】アイのスマホには誰の連絡先が登録されてた?
アイのガラケーには芸能関係者の連絡先が十数件登録されていました。
その中のひとりが、プロデューサーの鏑木勝也です。
アクアはこのことを知っていて、鏑木に近づいてドラマや恋愛リアリティショーに出演していきます。
推しの子の終盤では、映画「15年の嘘」のプロデューサーを鏑木がやることとなり、アイから続く鏑木とのつながりが、因縁のように描かれていきます。
鏑木はアクアの父親、そしてアイの事件の真犯人につながる重要人物です。
映画「推しの子」ではアイと鏑木の過去のやり取りが実写化されるのが、今から楽しみですね!
まとめ
ドラマ「推しの子」に登場するアイのガラケーのパスワード「45510」には、アイにとってB小町との絆ともとれるような番号として存在しています。
この数字は、初代B小町メンバー4人の名前の頭文字をガラケーのカナ入力で表したもので、「た(高峯)」「に(ニノ)」「あ(アイ)」「わ(渡辺)」をそれぞれ操作すると「45510」となります。
このパスワードは、アイがメンバーを大切に思っていたことを表しているといえますね。
また、推しの子のスピンオフ小説「45510」では、この数字が初代B小町の私設ブログのログインパスワードとしても使用されていたことが、当時のメンバーの「誰か」目線で描かれています。
このスピンオフ小説「45510」はYOASOBIの楽曲「アイドル」の原作としても知られています。
さらに、アクアがこのパスワードを解読するのに4年を要したことも話題となりましたが、ガラケーのロック仕様と作業ペースを考えると現実的といえます。
アクアがロックを解除したアイのガラケーには芸能関係者の連絡先が数十件登録されており、その中には事件の真相に関わる重要人物、鏑木勝也も含まれていました。
ドラマ「推しの子」を見ていたら、まだまだナゾが出てくるかもしれませんね!